今回は毎年より出演者が少なく、前半に私の教室の方が多かったので、着付けは妹弟子ちゃんがたくさん手伝ってくれて大助かり。
一人5分の踊りですし、あれよあれよと言う間に半分が過ぎてしまいました。
娘の着物を着せ私も仕度を済ませて、廊下で合わせてみました。
反抗期の娘にイラッとする私ですが、一緒に踊るんですからそれは置いといて・・。
気持ちが同じ方向を向いてないと上手くいくはずありませんから。
二番前の親友の踊りを舞台袖から観て、とてもきれいに踊っていたので私たちも気合が入ります。
「相聞〜冬から春へ〜」
男女の関係を鶴に例えて、薄氷を踏む危うさや儚さを表現できるように・・・
そんなイメージで、この2週間娘とお稽古に励んできました。
大人な雰囲気の踊りなので中学生には難しかったと思います。おばちゃんの私にも難しかったですけど。
それぞれ踊るところに関しては、娘のところは私は余計な口出しせず娘に任せ、一緒に踊るところは体や手の角度を揃えたり、2人で一つの踊りを完成させることを考えました。
最後だったので、緞帳が下がるまでジッとしていると「親子やて。」「よう合ってるなぁ」と話す声が聞こえてちょっと可笑しい・・。
終演後お客様からのお声も嬉しいお言葉をいただけて少し安心できましたが、DVD注文してあるので、どんな風に映っているでしょうか・・。
帰ると、お姑さんから「自慢したいくらいだった」とすごく嬉しい言葉をもらって何よりホッとしていますと・・
小さいお弟子さんのお母さんたちからメール。
緊張したようだけど、いい経験ができたと言ってくれました。
100%上手くいくことは少ないけれど、だからこそまた次頑張ろう!と思えたり、向上していけるものだと思います。
達成感と充実感を感じている様子のメールに、自分が上手く踊れるよりも、お弟子さんたちが踊ったことを喜んでくださってることの方が教える立場として嬉しいものだといつも以上に感じました。
29日に続いて雨の発表会でしたが、たくさんの方々にご覧いただきありがとうございました

(踊り終わった弟子っこちゃんたちとこれから踊る私と娘です。他のお写真も機会があればご紹介しますね)

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