お家元の新年会は毎年違うところで催されるので、遠方だと失礼してるのですが、今年は京都!初めて参加させていただきました。
新師範の方や新名取の方、受賞された方などの紹介の後、京都ウエスティン都のフランス料理

しかも親友とお席が隣で人見知りな私にはめちゃくちゃ助かりました。
余興で招かれたある団体が、いろんな踊りを見せてくださいました。
その中で踊られたのが、かっぽれ。
昔踊りを習いに行ってたところに、いつもお掃除をしたりお師匠さんのご飯支度をしてくれたりする、おばさんがおられました。
小学生だった私は、お小遣いをもらってアイスを買いに行ったり、近くの友達を一緒に迎えに行ったり・・
暑い時には浴衣を干してくれて、本当にお世話になりました。
そのおばちゃんは時間が空いた時に、軽いものをお稽古されます。
一番よく目にしたのが、かっぽれ。
短大時代はおばちゃんのおうちに自転車を置かせてもらって学校に通いました。
毎日行き帰りに挨拶して行ってきます!ただいま!と。
時々友達の車で送ってもらって連絡し忘れたら家に電話かかってきて叱られました。
時々お菓子を買っておばちゃんの家に寄ってお喋りしました。
でも短大を卒業してずっと連絡もしないまま・・
一人暮らしのおばちゃんは、誰にも見取られずトイレで倒れていたところを数日後に民生委員に発見されました。
お葬式に参列し、おばちゃんごめんね。を何度も言いました。
お世話になったのに、卒業したら顔も見せなくなって・・・。
かっぽれを聞くと、そのおばちゃんを思い出します。
楽しい新年会で何故か涙が止まりませんでした。変なヤツ・・・

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