台風で中止の危機だった大会もなんとか台風が逸れてくれて行われることになりました。
意岐部大会です。
とうとうこの大会ともう一つ地元開催の大会を残すのみとなりました。
どうしてもお母ちゃんたちの気持ちも高ぶります。
毎年その気持ちが大きくなり、暴走してしまう6年生の保護者がいて、下級生の保護者との関係に溝ができてしまうのもこの時期。
下級生の親から「卒部するまでもうちょっとの我慢や。」なんて声が聞こえる時期なんです。せっかく今年は大きな問題もなく、子どもも親も仲良く楽しくやってこれたのに、この雰囲気のまま卒部まで楽しいチームでありたい!
監督の嫁として自分が何をするべきか、落ち着いて考えないと自己満足で終わってはいけません。
そう、大会の話でした。
1試合目は初対戦の相手。
一番バッターの息子がフォアーボールで出塁して1点を先取したものの、なんだかみんなが乗っていない試合でした。
キャプテンのあんたがしっかり元気ださなくてどうするの!途中で近づいてつい声をかけてしまいます。少しうっとおしそう・・。
エラー、暴投も出て相手に点を許し、相手のピッチャーのチェンジアップに苦しみ追加点を取れず・・・1−2で負けました。
その時点で相手チームが2勝し翌日に勝ち進むことが決まってしまいました。
なんてあっけない・・・
不完全燃焼な試合に淡々としていようと思っても残念でたまりません。
2試合目、雨が激しくなりました。
中止かと思いましたが、どちらも勝ち進めない同士の言わば消化試合。
翌日に持ち越すこともない、ということでしょうか、ストップをかける気配もなくぬかるんだグランドで試合を続ける子どもたち。
相手のピッチャーはストライクが入らず苦しんでいます。そんな時に監督陣からきつい言葉。かわいそうで仕方ありませんでした。
うちのエースも投げにくい中頑張ってくれました。
結果、8−3で勝ちました。
一勝一敗で勝ち進めず、大急ぎで帰る準備をして帰路につきました。
気付けば私も傘をさしたりたたんだりでの応援で、服も髪もジーパンもぼとぼと。
あと少し、って思うと、どうしても感情的で感傷的・・・


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