各派競演舞踊大会が催されました。
朝は九時に楽屋入りし、早速お化粧と着付で大忙し

先日書いたように、八瑠奈会から出演される人数がとても多いので、毎年のことながら目が三角になりそうです。
開演までにほとんどの方の着付を済ませないといけません。
10時半の開演。
一人の持ち時間が5,6分なので、どんどんプログラムが進んでいきます。
どんどん楽屋から送り出し、済んだ人が帰ってくる、の繰り返し。
最後の方に踊る人の着付も出来上がり、私は自分の弟子の後見に舞台に走りました。
小学生が踊る番になりました。
いつも異常に緊張してしまうので、心配です。
曲が流れ真ん中まで走り、きちんと首が振れました。
数週間前のお稽古まで早くなってしまっていたところもしっかり待てました。
途中、花笠を持って後見をしに行ったときに、少しだけ声をかけると最後までしっかり曲に合わせて踊れました

今までで一番上手に踊れました。
10分で自分が踊る着物にお着替え

そして次は大人の新舞踊の方。
三年半前に舞台で頭が真っ白になって、舞台に出るのがコワくなってしまいました。
そのままお母様の介護でお休みにはいってしまい、三年半ぶりの発表会で、なんとか安心して踊ってもらいたいという一心でお稽古に来ていただきました。
お稽古でも震えていた手が、震えていません。
直した所をほぼ完璧に踊ってくれました。
最後までしっとりと本当に落ち着いて踊り、舞台の袖に入って来られた時に、思わず手を握って「良かったね〜!」と言うと涙されました
最後は新舞踊で男舞。
新舞踊のお名取になられたので、少しプレッシャーを感じたようですが、最後まできっちりと踊って下さり、私も鼻が高い気分です
娘はおちょぼさん。
京都で下働きをする女の子で、洗濯やお掃除をする振り付けです。
もっと大きくノビノビと踊ることが彼女の課題だと思います。
私は一部の最後に俄獅子を踊らせていただきました。
赤い扇獅子が火曜日に着いたところでお稽古を必死にしましたが、上手く扱えたでしょうか。
芸者の振りが難しくもっともっとお稽古しないと!と思いました
二部のアナウンスも舞台で少しのアクシデントがあり、息を切らしながらのアナウンスもありましたが、失敗はなくなんとか終了することが出来ました。

あまりに忙しく娘のお写真が一枚もありません・・・

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