結婚して11年。
松本木材産業には、当時10人近くの職人さんが働いてくれていました。
定年、転職などで退職され、数人の見習いさんも入社されましたが、今は三人の職人さんが働いてくれています。
『職人』という独特の世界に若い人たちはあまり続かない傾向があるようです。
先月若い、と言っても30過ぎて入社された方が退社。
結局数ヶ月のお付き合いでした。
今の工場長が定年になられるまでに次の工場長を育てたい、という主人の願いはなかなか叶わず・・
辞めていった方の中には今でもお付き合いのある人もいます。
結婚前に長年勤めて下さってた方の奥様が、実は私の師匠がずっと会でお化粧を依頼していた顔屋さんだったという偶然も

今でもお世話になっています。
そして昨年辞めていった若い人は、イタリア料理のお店に転職されました。
伊織ともよく遊んでくれ、お仕事の事は分かりませんが、人あたりのいい人でみんなに好かれていたので、辞めると挨拶に来てくれたときには、伊織と私はとっても寂しくてウルッって・・。
その人のいるイタリア料理店に家族で行きました。
少ししまった顔つきでいつもの笑顔で迎えてくれてそのお仕事で頑張っておられる様子が分かります。
まだ一年少しじゃ見習いさんかもしれませんが、そのお店のお料理はどれもとっても美味しかったです!

主人が帰り際に一言
「お前が店開くのを楽しみにしてる」って

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