とうとう本番当日

初めて出演するので、昨日同様要領を得ず控え室を9時に開けます、と言われて9時には部屋の前に立っていた私とあかり

慣れてる方は自分の出番の時間から逆算して上手に楽屋に入られるのに、とにかく早すぎてあかりも疲れ気味・・
やっと準備が始まったらやっぱり小さい子はかわいい

関心したのは、小さい子供さんも落ち着いてる子が多いのです。
ほとんどが小学生なのにガサガサすることなく、ちゃんとご挨拶して「お願いします」と言い、正座でお化粧してもらっていました

あかりのお化粧や着付やかつらも済ませ、少し体を動かさせて手が上がりやすいとか足が動くかとか手ぬぐいの扱いなどチェックさせ、準備完了

多少緊張しているのか、話しかけても答えてもくれず、しんどそうにしていたので心配していましたが、曲がかかると鳶を追い越す勢いで飛び出していったあかり・・・

舞台袖で心臓をバクバクさせながら見ていましたが、意外と落ち着いてノビノビと稽古通りに踊れていたので、まあ実力は出せたように思いました。あや竹はどうも気持ちよく踊れたようです。
出演者がすべて終わり過去五年間の知事賞受賞者が踊られて、とうとう表彰式

舞台に子供たちが座り、発表が始まりました。
最初の方は順不同で発表でしたが、あかりの名前が呼ばれない。
あれよあれよと言う間に最後の三人に。
残ったのは中三の男の子と中三の女の子。そしてあかり。
どちらも下合わせでお上手で驚いた方だったので、その中に入れてもらっただけですごい。
その次に名前を呼ばれたのは中三の男の子で、あかりは二位の大阪市長賞をいただきました
最後に審査員の先生に言われた一言。
「今日は上手に踊れましたね。ここからもっと上手になるかどうかはあなたしだい。もっと頑張ってまた出てね。」
まだまだ課題はたくさんあります。もしあかりが日舞が好きならこれを機会に自分から頑張ろうという気持ちになってくれたら、と思います。



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