唐突だけど自分にとって「ハードコアとは?」と訊かれたら迷わず「DISCHARGE」って答えるかな。ハードコア・パンクの基本中の基本。彼らがいなかったらハードコアって21世紀の今でも存続してたかなあ、とか思う。特にGがBONESだった頃の曲は全て必聴である。なので「GRAVE NEW WORLD」や90年代にリリースされた2作品は単なるヘヴィメタルで全く感心出来ない。02年の「DISCHARGE」初期のメンバーが久々に揃って製作されただけあって鑑賞に耐えうる物であったが。まあ私なんかよりも博識な方達が色々な雑誌、或いはネットで語り尽くしてるてるからこれ以上多くは語るのはやめよう。でも森脇美貴夫氏が言った
「もしディスチャージに全く触れていないパンク・ロック以降のロック史があるとしたら、そいつは話にならないほどデタラメなロック史だ」は真実である。それだけは明言しておく。

DISCHARGE 「SOCIETY'S VICTIMS」3枚組CD
全ての作品からチョイスされた究極のベスト。しかも02年以降の再結成ツアーで売られたCD(公式サイトでまだ通販で買えるみたい?:ただしVoはCALじゃなくてex:VARUKERSのRATだけど)からも収録されているのがすごい。このCDは普通にTやHで購入可能なので是非聴いてみて!
1/23記。

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