猛暑の名残の中始まった宝塚大劇場の月組公演「ジプシー男爵/Rhapsodic Moon」も今日が千秋楽。誰一人休演することなく無事に幕が降りて、ほっと一息。
でも、やっぱり美鳳あやさんと天野ほたるさんが退団するのはとても寂しかったです。二人は私がタカラヅカに再度ハマったときからず〜っと見てきた生徒さんで、あやさんはダンスがすっごくステキでいつも注目していたし、ほたるさんは美貌のジェンヌさんなのに時々個性の強い役(ラスプレのアヌークみたいに)でビックリさせられたりして、毎公演お二人の活躍を拝見するのが楽しみでした。観劇中にも何度も泣けてきて、せつなかったですよ。あ〜、次の公演から寂しくなるなぁ。
今回の公演は正直最初は「こんなお芝居じゃお客さん入らないよな〜」って思ってたんですが、何度も見てると月組生の実力が上がっているのがわかったし、あんまり役がなかったけど後ろは端っこで小芝居してる下級生たちがいたりして、舞台のみんなはすっごくがんばってるんだから応援しなくちゃ!という気持ちにさせられました。好き嫌いという部分ではいたしかたないけど、やっぱり月組ファンとしては応援せずにいられませんからね。
ショーのほうはなんでみんなあんなにクルックル回れるのか、ビョンビョン跳べるのかを毎回不思議に思うくらいによく動いてて(笑)、自称バレリーナ入門生としてはいろいろと学ぶ点が多かったです。きりやんのダンスは流れるようにキレイだし、ムダな動作が無くてお手本にしなくちゃいけないな〜と思いました。まりもちゃんは長い手足を自由に動かして、ダイナミックかつしなやかであんなふうに踊りたいな〜と思いました。あとは、みっぽーの表現とか、もりえちゃんの粋なダンスとか、ちなっちゃんの手の美しさとか、見るところが多くて疲れるくらい(笑)その分「こりゃだめだ」っていう子も見つけてしまいましたけど、たくさんのダンサーが見られて満足でした。

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