2005年放送のドラマ「マイガール」を視聴中です。
約10年前のイ・ドンウク氏とイ・ジュンギ氏が共演しています。
ドンウク氏は高級ホテルをいくつも経営している財閥の御曹司ゴンチャンの役。だけど彼は両親を事故で亡くして、ホテルグループの会長であるおじいさんと暮らしてるんですが、このおじいさんが病気で余命が長くない。おじいさんには絶縁した娘がいて、この娘が日本で結婚して女の子も産まれて幸せに暮らしていたんだけど阪神大震災で亡くなっていて、そのことをずっと気に病んでいます。で、おじいさんが「死ぬ前にひとめ消息不明の孫娘に会いたい」と言い出したことがきっかけでドラマが始まります。
ゴンチャンとはいとこにあたるその孫娘は生死も不明。あらゆる手をつくして探しますが見つからないので、ゴンチャンはふとしたことで知り合ったユリンという詐欺まがいのことで生計を立てている女の子に「孫娘になりすます」という仕事を依頼します。で、明日をもしれない命だったおじいさんが、ユリンのニセ孫娘にあった途端に奇跡の回復(笑)。韓国ドラマにありがちな「家長の絶対権力」をふりかざしてゴンチャンとユリンを困らせます。
ジュンギ氏はゴンチャンの幼馴染で、ゴンチャン家とは別のホテルグループの御曹司のジョンウ役。彼もお父さんがいなくて、きっついお母さんに育てられているのですが、束縛を嫌って「世界のホテルの実情を知るため」とか言って、世界中の女の人との恋愛を楽しんでいます(笑)そんなジョンウが韓国に戻ってきて、ゴンチャンより先にユリンを見初めます。でも、超プレイボーイで有名なジョンウだから、ユリンはぜんぜん信用しません。でもね、遊び人なのに修士号も持ってたりして、しかもやる気を出せば仕事もバリバリなのですよー
ゴンチャンとジョンウとユリンとゴンチャンの元カノまで加わっての熾烈な恋愛バトルと、疑似家族となったゴンチャンのおうちの人たちとユリンの間に生まれる愛情、ユリンとユリンを困らせる詐欺師の父親との絆、いろーんなことが絡み合って展開していくお話です。
このドラマがヒットしてドンウク氏とジュンギ氏はスターの仲間入りをしたようです。とくにジュンギ氏は映画「王の男」の公開と時期がかさなったせいもあり、実質上韓国でのドラマ初出演と言っていいこの作品で一気に大ブレイクしています。とにかく二人とも若い!!見た目もだけど演技も若い(笑)そしてジュンギ氏がかわいすぎる・・・「王の男」の撮影で女っぽいコンギルを演じることに徹底していた時期が長かったので、この撮影の当初は「普通の男性の所作がわからなくなっていた」と語っていたのを聞いたことがありますが、髪が長いせいもあってその後の出演作よりも若干女の子っぽいようにも思いますが、とにかくかわいいです。それから、この後はずーっと主役をやっている作品ばかりなので、タカラヅカでいう「二番手」のおいしい役どころを演じているのも貴重です。
ユリンの役はイ・ダヘさんやっていますが、最初のうちはかなりウザいキャラだなーと思っていても、だんだんとユリンを応援したいような気持ちにさせられるので、ほんとうに上手だなと感じます。韓国ドラマの頑張ってる系ヒロインはたいてい最初はウザいくらいのキャラクターですが、だんだんと視聴者がそのウザい頑張りを応援したくなるように話が進んでいきますねぇ。日本のヒロインとはちょっと違います。
その分男たちは男らしいふりをしつつもめちゃめちゃ泣きます(笑)日本のドラマではありえないくらいに泣くシーンが多いです。「マイガール」やその前に見た「乱暴なロマンス」なんてラブコメなのに号泣です。どんなにマッチョでストイックな男前でも号泣ですよ(爆)
ちなみにジュンギ氏とユチョン氏とジフン氏は泣き顔がとても美しいです


最後の2話だけが未視聴ですが、納得のいくエンディングなのかどうかが心配です。

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