今日は私が勤めている学校の創立記念日で日曜出勤でしたが、「仕事の都合がつけば早く帰ってよし」ということなので、ボスにお願いして15時に切り上げさせてもらい名古屋に向かいました。
目的は「まさしんぐWORLDカーニバル」を名古屋国際会議場センチュリーホールに観に行くことでした。大阪のチケットが取れなかったんですよ〜。それで、この日なら早く帰れるだろうからと思って名古屋まで行くことにしました。で、行ってみたんですがなんかちょっと新幹線の駅から行きにくかったかも。そして国際会議場なのでどこでやってるのかがわかりにくい上、チケットにはホール名の横に「(白鳥)」って書かれてて、実際にそういう大きな会議室もあったりしたので、ちょっと迷いました。そして、3階席だったんですが、階段を上がらされるのもしんどかったし、座席の階段の段差が大きくてちょっと危なかったりして、ホールとしての印象は申し訳ないけどあまりよくなかったです。
さて、コンサートの内容はいつもまさしんぐWORLDコンサート(ファンクラブの人のためのイベントとしていつもと違うコンサートをやることを目的としているものです)のように佐田玲子さんとチキンガーリックステーキのミニライブがありまして、その後ゲストとのトークコーナーがあって、最後にさだちゃんのライブがありました。玲子さんとチキガリは4〜5曲でした。チキガリは1曲目に私の大好きなさだちゃんの「フェリー埠頭」をアカペラで歌ったんですが、ボーカルの人が何箇所も歌詞を忘れてしまいちょっとダメダメでした・・・。そして、休憩をはさんでゲストトークのコーナーとなったのですが、先に行われた東京2Daysはコロッケさんと(誰だったっけ?)、大阪は角淳一さんだったそうなのですが、名古屋ではやはりこの人ということで東海ラジオの蟹江篤子アナウンサーでした。この方がいなければ「精霊流し」はあんなにヒットしなかったというさだ界では知らぬ人のいない方(イメージ)です。あの当時のいろんなエピソードが語られまして、先日の深夜のNHKにひっぱりだされた話なんかもあって、あっという間にトークの時間が終わり、「ライブの1曲目はゲストの方からのリクエストで始めてるんですけど、蟹江さんはやはりあの曲ですよね?」と”精霊流し”を期待させるさだちゃんにフリに「”雪の朝”をお願いします」と切り返す蟹江さん(爆)とうわけで、蟹江さんが舞台から降りたところでライブが始まりました。
今回は4月のフェスティバルホール50周年と同じ企画で、1978年3月のコンサートの曲をやるということで、演奏曲目は、雪の朝、きみのふるさと、絵はがき坂、案山子、異邦人、交響楽、吸殻の風景、胡桃の日、転宅、晩鐘、秋桜、飛梅でアンコールがつゆのあとさきというすばらしいラインナップでした。4月は遅れて行ったので聞けなかった「きみのふるさと〜交響楽」までのところが聞けて、特に大好きな「交響楽」がほぼオリジナルのアレンジで演奏されたのでイントロのところで泣けてしまいました。さだちゃんが「交響楽」を作ったのは22歳くらいだったということで、今日のタイトルはその歌詞の一部なんですけど、22歳の若者が書くフレーズとは思えない枯れ具合(笑)。そしてこのころの曲はメロディが秀逸です。まだ「私花集」というアルバムも出ていなかった(これが私が最初に買ったさだちゃんのアルバム)んですよね。っていうかたぶんまだ私もさだちゃんにはまってなかったな〜なんてしみじみ思いながら聞いてました。
6月からの35周年記念コンサートでもこのころの曲が中心になるらしいので、某みっきーと涙を流しながらどこかで聞きたいと思います。
ホールもさることながら、名古屋のお客さんも大阪ではなかなかいないタイプの人をお見かけしまして、手拍子のタイミングが微妙すぎる人がいてつられそうになったり(爆)、隣のご夫婦は家でテレビ見てるみたいにずっとおしゃべりしてて「なんだかな〜」と思っていたら、アンコールの拍手の最中に私が曲目を書いているのに気がついたのか「何曲歌いました?」って聞いてくるし・・・。自由すぎるぜ、名古屋の人よ〜
そんなこんなで帰りの21時過ぎの地下鉄から、たぶんまだ仕事してるだろうボスに「今日は早く帰らせていただいてありがとうございました。名古屋でボスと同い年のミュージシャンのライブを楽しみました。おかげさまでいい時間を過ごせました。」とメールしたら、「パワーのある歌いっぷりでしたか、それとも情感のあるメロディーでしたか」というお返事が来たので、「今日はトークがおもしろいほうです」と返しておきましたが、伝わったかな〜。

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