今日は振替休日のはずでしたが、どうしても今週中にまとめてしまわなければならない仕事のために出勤することに。さすがに疲れてきました。
で、16時過ぎに切り上げて、コスモスクエアに移動し、ZeppOSAKAに「ラッキーラクーンライブ2」を観に行きました。チケットを確保して一緒に行ってくれたのはクリスティーヌ嬢。前回のラキラクライブも彼女がチケットを当ててくれたおかげで行けました。いや〜いつもありがとう!!
さて、中身はといいますとまず開演前アクトにヨースケ@HOMEさん、それからTRICERATOPS、トータス松本with John.B's Blues Hearts Club Band + 菅原龍平(Milco)、パイロットとスチュワーデス=KAN+桜井和寿(Mr.Children)、忌野清志郎 & NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNSの順で登場し、MCは今回も2丁拳銃でした。
ヨースケ@HOMEさんはまだデビュー前の方らしいですが、会場のお客さんをのせるのが上手で、いい感じで盛り上げてくれました。
TRICERATOPSは初めてだったんですが、すっごく力強くておもしろい音楽でした。で、ボーカルの人のトークが自由すぎて(笑)、クリスティーヌ嬢と何度も笑ってしまいました。(この方は和田誠・平野レミご夫妻のご子息なんですね〜後で知りました。)で、演奏曲の中で「ある人にささげます」と言ってKANさんの「プロポーズ」を歌ってくれたのですが、これがとてもヨカッタです。まわりにいたトライセラファンと思しき人々は「誰の曲??」ってなってましたが、私は一人で盛り上がってました(苦笑)
つづいてトータスさんたちだったのですが、一緒に登場したメンバーに伊藤銀次さんがいたのにびっくり!!ドラムの方も見たことがあるな〜と思っていたんですが、メンバー紹介のときに上原ゆたか(ゆかり)さんだと判明!最初はトータスさんのボーカルでソウルな曲を2曲。2曲目ではポケットから取り出したマシュマロ(袋入り)を口の中にひとつずつつっこみ、挙句の果てに客席にも投げながら歌っていました。そして菅原龍平さんがボーカルをとったのが「ダウンタウン」と「恋するカレン」で感激しました。銀次さんのギターと上原さんのドラムでシュガーベイブや大瀧御大の曲が聴けるなんて感動でした・・・。いや〜音楽ってほんとに素敵なものですね。そしてまたトータスさんにボーカルが移って演奏したのが「ダンシングオールナイト」と「また逢う日まで」。天井のミラーボールもクルクル回っておかしかったな〜。でもトータスさんの歌う昭和歌謡ってすっごくかっこいいし、ハマってるんで好きです。これでアルバム出してくれないかな〜ってクリスティーヌ嬢も言ってました。
そしてパイロットとスチュワーデスの登場です。今回のチーフパーサーことKANさんは「フラメンコ教室の生徒さん」みたいな格好(笑)。機長こと桜井さんはどっかで見たことあるようなマタドールの衣装でした。1曲目は「マイウェイ」。イントロはビゼーのカルメンだったような感じのKANさんのピアノソロでした。そしてエンディングはKANさんもアコギを持って、ジプシーキングスみたいになってました(爆)ちょっと昔のライブでやってた「札幌でボラ〜レ♪」っていうのを思い出したりして・・・。締めは「オラ!」と片手を挙げていました。2曲目はKANさんの「50年後も」を桜井さんが一部歌詞を変えて歌い、3曲目はミスチルさんの抱きしめたいをKANさんが歌い、終わったところで二人が前に出てきてハンドベル演奏によるミスチルさんの「いつでも微笑みを」。このときはお客さんも口笛で参加させられましたが、KANさんはお手本を演奏するといったもののカスカスの音しか出せず(爆)、桜井さんがお手本をやってくれました。ハンドベルのほうはKANさんがわりと余裕なのに対して、桜井さんはイッパイイッパイな感じでその対比も面白かったです。次はアカペラの「弾かな語り」で、歌う前に「前回ハンドベルが思いついていればこんなにタイヘンな曲をやらなくて済んだんですけどね〜」と愚痴ってました。ラストは桜井さんのボーカルによるKANさんの「永遠」でした。いつになくスローテンポの「永遠」だったので機長でした、じゃなくて貴重でした(寒)
クリスティーヌ嬢はトータスファンなのですがいつもこういうときのKANさんを褒めてくれます。自分のスタイルを崩さないこと、ピアノがとても優しい音色なこと。それってKANさんファンの私たちにとっては普通すぎて気づかないことなんだけど、あらためて言われるとうれしいものです。そんなふうに聴いてくれた人がいることをKANさんに教えてあげたいです。
そして最後は、忌野さん。会場全体が異常な盛り上がりでした。カメラを持ってきて会場やステージ上のメンバーを撮影したり、自由に動いている忌野さんがとっても素敵でした。そしてちゃんと歌を聴いたのはほとんど今日が初めてだったのですが、今まで奇抜なことをする人という印象が強かったけど、歌詞のメッセージも音楽そのものもストレートに心に伝わってくる曲ばかりで、なんか温かい気持ちで聴いていました。聴いているうちに音楽の力ってすごいな〜ってあらためて思いましたね。
最後は全員が登場して、忌野さんの曲(タイトルを知らないんでごめんなさい)を歌いました。KANさんもスカートをヒラヒラさせながら歌ってました。そういえば他の出演者はみんなラキラクのTシャツを着ていたのに(忌野さんは袖口と裾をカットしてヒラヒラにしてました)パイロットとスチュワーデスだけは着替えてなかったです・・・。演奏が終わってから、忌野さんがアカペラで「かーなーらーず最後に愛は勝つ〜♪」と歌ってました。KANさんもうれしそうでした。
いやいやいや終わったら22時40分とすっごく長いライブで4時間以上立ちっぱなしでしたが、そのしんどさなんて消えてしまうくらいすばらしいライブでした。雑誌「ラッキーラクーン」を作ってくださっている森田恭子さん、ほんとうにありがとうございました!!あなたがいなければこんなすばらしいライブに出会えませんでした。
また次もあるのかな〜。次も元気に参加したいよね、ってクリスティーヌ嬢と話しながら帰りました。

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