奇跡が起きました!
「ハーメルンのバイオリン弾き」の全巻が、ある書店にありまして。
なかなかどこに行っても33-34巻までしかなかったんですけどね。
まあ、物語の最終編なので、大方の展開は読めるものでしたが。
とはいえ、二重三重四重の絶対絶命をなんとか跳ね返す人間たちに、大感動です。
もうだめだ、というときに起死回生の手を打つ。
もうだめだ、というときに仲間が駆けつけてくれる。
最後の最後は、それまで護られる存在だった女子や子どもが助けてくれる。
いや、少年漫画の醍醐味じゃないですか!
途中からほとんどバイオリンを弾かなくなってたので、というかくらい展開が続き過ぎた感はありますが、それを乗り越えてこその後日談ですから。
約10年間、人間と人間になった者が頑張る物語、を諦めずに読んでよかったです。

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