5月20日(木)瀋陽領事館・パスポート作成
朝6時に出発。長男を連れて妻と三人で。同志街からタクシーで長春駅まで。11元。早く着きすぎてCRHの待合室で出発まで待つ。7時8分の「D24次」「01車の01号と02号」の座席。この列は3列だが車掌の出入り口の近くなのでこの座席のみ2列。2時間と少しで瀋陽着。ここではタクシーを摑まえるのが難事。前回はメーターでなく日本領事館まで30元というのに乗ったが,今日はいくらかと思っているとメーターは10元だった。10時前に着いた。
領事館ではまず私だけが通行証をもらって入り,窓口で子供のパスポート作りのために来たと来意を告げると,妻と子供の通行証を発行してくれる。一旦外へ出て再び三人で領事館に入る。申請書類を書く。先客があり,妻はけっこう話をしたようだ。哈爾浜からの母子とその母親らしき人。夫は日本にいて明日出国のために来たそうだが,たぶん無理と言われたそうだ。パスポート取得後の手続きがやっかいなのだ。
待つことしばし。けっこうな時間が経ったので窓口に訊きに行く。10時40分過ぎ。帰りは11時25分のCRHなのだ。事前に聞いていた説明では午前中に来れば午後には出来ますとのことだったので,生後3ヶ月の子供連れで何時間も長居はできないと,後日受け取りに行くつもりだったのだ。この日本領事館あたりはタクシーがなかなかつかまらないので時間に余裕を持って出発したいので訊いたのだが,答えは「今作ってます。あと20分ほどで出来ます」とのこと。なんとその場で作っているのだった。後日受け取りに来る旨言うのだが,もうすぐできますというので待つことにした。11時過ぎに出来上がり説明を受け,外でタクシーをさがす。なんとかつかまって11時5分に出発。はらはらしながら信号待ち。かなりな渋滞。瀋陽駅の信号待ちで降りて,歩道を渡り走る。妻が遅いものだから私が子供を抱いて走る!走る!走る!さながら運動会の借り物競走。途中で子供の帽子が落ちたりして。
駅の手荷物検査では妻にパスして妻が走る!走る!走る!エスカレーターで再び私が抱いて走る。係員の誘導でどうにか出発に間に合った。
帰りは瀋陽11時25分発の「D21次」11車の01号と02号。飛び乗った車両から11車に行くと誰か座っている。妻が来ないので引き返すと10車の01号に座っている。02号座席も空いているのでそこに座る。この車両は途中で、四平駅に停まったので2時間20分ほどで長春到着。
ここでもタクシーがなく、62番バスに座れたのでバスで帰る。
14時30分頃宿舎帰着。荷物を置いて長男を3番目の叔父さんの妻と妻の母に預け、長女を連れて、遅い昼食へ。近くの「カレー工房」へ。私はカツカレーと妻は鶏肉丼。それに果物サラダ。金士白ビール。妻が食べ終えてもカツカレーは来ない。そこへ携帯電話。新しいお手伝いさんが来たとのことで、妻と長女が帰っていった。食後連絡すると,宿舎のロビーで待っていれば行くからとのこと。待ち合わせてハンカールンへ買い物。瀋陽は暑かったが長春は風が涼しく気持ちのいい天気。新幹線で2時間の距離とはいえ、ずいぶん違うものである。

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