2008年9月30日(火)
12時に長春駅発なので,11時に宿舎を出発。桂林郵便局で長崎郵趣を発送。三箇所の宛名が書かれた内封筒が入っている自宅宛の郵便物である。50.7元。6元切手8枚と2元・60分・10分を貼り合わせた。
郵便局を出てタクシーで長春駅へ。12時8分発だが少し遅れて10分過ぎに発車。硬臥の三段ベッドの中段なので寝にくい。通路の椅子に腰掛けて車窓から景色を眺める。瀋陽まで2時間30分。新幹線より少し遅い。このZ162便は連休専用の臨時便で長春・北京間直通のようで途中の駅での乗り降りがない。瀋陽近くになり外を見ると子供たちが戦車に乗ったり高射砲で遊んでいる。ぶっそうな場所もあったものだと思っていたら,918の記念館のモニュメントが見えたので,柳条湖を通過したところだと理解した次第。記念館の裏には兵器の展示があるようだ。
瀋陽から先は初めての路線。水郷地帯や見渡す限り田園地帯で地平線の彼方まで林や建造物がない景色は日本ではお目にかかれない。その後に錦州とあったので,これがあの錦州かと思ったものだった。
こちらの川は護岸工事がなされていないところが多く,小さな川は田と川岸が連続していたり,大きな川の河川敷に田が作られていたりとおもしろい。錦州を16時頃,山海関を過ぎ秦皇島を通過したのが17時30分。北載河を17時40分。18時過ぎには暗くなったのでベッドで少し休む。すぐに20時になり北京に到着。20時10分着とのことだったが4分に到着。6分も予定より早く着いたわけだ。
北京は霧というか靄というか明かりの下がぼんやりしている。かの有名なスモッグだろうか。鉄道駅を追い出されるようにして出ると地下鉄の駅がどこかわからない。やっとことでCの出口に行くとここは出口専用で入口ではないと追い払われ,指示された方角へまた歩き始める。チケットは窓口で対面販売。駅に入るときは荷物を全てX線のベルトの上を通さなければならない。空港にあるのと同じ。これは鉄道も同じ。切符を買うのに並び,荷物を通すのに並び,改札を通るのに並ぶ。地下鉄は近距離は2元らしい。
地下鉄2号線で1駅先の崇文門まで。そこで5号線に乗り換えるのだが,通路をかなり歩く。動く歩道があったのはよかった。エスカレーターも下りはないので荷物が多いと不便だろう。そこから4駅目の劉家窟というところで下車。ホテルにはB出口が近いので表示に従っていくがA出口しかない。係員に聞いてもこちらへ行けとA出口。結局,A出口を出て歩道橋を渡りB出口のほうへ。B出口は閉ざされたまま。まだ完成していないのだった。それなら表示板を隠すくらいの配慮をするのが日本流だが,こちらではそうではない。
7天連鎖酒店は,訳すと7日チェーンホテルだろうか。フロントで身分証明書を提示して手続き。保証金を含めた金額を先払い。
インターネットができるというので今回ノートPCを持参した。そこそこ早い。
遅い夕食のために外出。炒飯とモヤシの炒餅と燕京ビールで計13元。ビールが3元。歩数8080歩。

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