城端から8時間かけておうちについたのは夜中の2時。そしてそのまま夜が明けると、ぺたぞうとちびぺたはまたまた自転車に乗って駅へ向かいました。
次に向かうのは八戸。ぺたぞうはいまいち場所がよくわかっていません。青森の東のほうのようです。
一緒に行くのはたっくんぱぱさん。二人で、八戸のお店の販売促進プラレールの設営をお願いされたのでした。
しかしながらたくぱぱさん、昨夜2時に城端から帰ってきた寅さんと、朝方まで話し込んだため寝坊(笑)出発は1時間遅れ。
先日の青森プラレールの際に、ぺたぞうと寅さんがグランクラスに乗ったのが悔しかったたくぱぱさん、今回、とうとう自身もグランクラスに乗ることができました。
ぺたぞうとちびぺたは一般車の1号車。たくぱぱさんはグランクラス10号車。
同じ編成の一番前と一番後ろで、八戸へ向かいます。
途中、さびしくなっちゃったたくぱぱさんが250メートルを横断してぺたぞうに会いにきたりしながら、八戸には3時間で到着。
そこから八戸線に乗り換えて小中野に向かいます。
ぺたぞう:「……サメ?」
たくぱぱさん:「鮫行きですよ。」
小中野駅で降りて、てくてくあるいて現地「ファンタジードーム 八戸店」へ。
ショッピングセンターに併設された、室内遊園地で、中を汽車のアトラクションが走っていたり、その上を空中サイクリングが走っていて、さらに上にジェットコースターがある、という、空間を縦に使った遊園地です。
ぺたぞう:「……いい……」
その設計思想にぺたぞういたく感動の様子。
その遊園地の中央部分から、メリーゴーラウンドが撤去され、その跡地にドクターフィッシュだのプラレールだのが設置されることになったのです。
到着してまずは、大量の新品の橋脚の開封作業。ちびぺたも全力でお手伝い。
そしてある程度空けたところで、中央にシンボル的2畳プラレールを作成します。
今回はまず、現行品しか使えないので頂上にシンボル的構造を作れません。なので、今回はたくぱぱさんと相談して「とにかく大鉄橋で真っ赤にしよう」ということに。
そして、いつも使っている斜めモチーフは、途中の段で非常に鉄橋の使いづらいシステムになっているので、斜めモチーフはやめて、現在プラたくに展示中の一畳プラレールと同じ「S字モチーフ」を使ったレイアウトにすることにしました。
今回のレイアウトは、中央にメンテナンス用通路を作るものの、基本的にはお客さんがそこを通らない前提なので、低い段から積極的に左右の1畳をつなげて、二畳全体を使ったレイアウトにしていきました。
特に、地下直線クロスと大鉄橋クロスを多用して迫力を出しました。
てっぺんには、飾りにトミカタウンの消防署を設置しました。
翌日。
前日夜中の1時までカラオケで仮面ライダーとプリキュアをちびぺた観衆に熱唱したぺたぞう&たくぱぱデュオ。そんな疲れはまったく見せず、完成した中央二畳プラレールを周回する「周囲レイアウト」の作成に走ります。
9段の斜めひな壇の隣には、トミカタウンを囲んだ鉄橋レイアウト。
そして、お子さんが触って遊べるように低くした手前側の、奥まったところには内側立体レイアウトを設置。
以上、全体レイアウト。
そして完成の後、最終の新幹線に乗るためにに飛び出そうとするぺたぞう&たくぱぱさんを呼び止めたファンタジードーム担当者さん。
担当者さん:「あの、サインをお願いします!」
ぺたぞう:「………………サイン?」
色紙とペンを渡され、困惑するぺたぞう。
しばらく困惑した後、意を決して書き始めます。
担当者さん:「一畳プラレール、ぺたぞう、でお願いします」
ぺたぞう:「………あの…」
担当者さん:「はい?」
ぺたぞう:「………タタミ、ってどう書くんでしたっけ??」
たくぱぱさん:「ぺたぞうさんブログ名でしょうに…」
そんなわけでファンタジードーム八戸店には、5m四方の立体のプラレールレイアウトと共に、ぺたぞうのサインが飾られている…ようです(笑)

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