先週は名古屋へと出張していたぺたぞうさん。
帰ってきてからもいろいろと忙しかったので、そのあたりはだんだんと記事にしていきたいと思いますが、まずは出張に出る前日の日曜日。
…なんて書いていて気がつきましたが、実際は屋上プラレールの3日後、AE100宗吾参道探訪の翌日の出来事です。
ちびぺたはおばあちゃんち、るきさんは趣味の着せ替え人形のイベントに妹さんと一緒に東京へ行ってしまいましたので、おうちで本当にひさしぶりに一人となったぺたぞう。
しかし、やらなければなないことがあります。
9月19日にさいたま新都心のカタクラ住宅展示場で開かれるイベントで作成するレイアウトのプランニングです。
住宅展示場でのイベントは、9時集合、11時開始というのが多いため、この2時間でレイアウトを作成しなければなりません。
そこで、あらかじめ一度作っておき、設計図を残す必要があるのです。
さて、まずは居間を片付けると、プラレールを4箱ほど持ってきて広げ始めるぺたぞう。
今回もレイアウトは2m四方、すなわち約2畳プラレールです。
ぺたぞう:「どんなモチーフにしようかなー」
決めているのは以下の4つ。

2つ非折り返し型のコースが点対称で組み合ったレイアウト。

対辺上に電車を乗せるための高架駅(駅部分2S)を設置

駅と別の対辺上には待避線を設置

5〜7段ぐらいの高さ
お子さんが一度にたくさんの電車を走らせるので、駅や待避線、2つのながーいコースなどはそれに対応するため。
そして5〜7段というのは低いように思いますが、地面の上ででこぼこがあったりするとそれを増幅してしまう高層プラレールにおいて、レイアウトに影響の出ない最大サイズなのです。
いずれも、これまで繰り返したイベントで大変な思いをしつつぺたぞうが身にしみ見ていった知見(笑)
さて、とても静かな家の中、時々るきさんから「たのしいのですーおいしいのですー」メールが届き、返事を書きながらレイアウトを考えます。
一畳プラレールは横長のため、何かのモチーフを横に伸ばしてレイアウトすることが多いですが、今回は真四角なので、真ん中にモチーフを置いて、それを縦横に伸ばしてレイアウトしてみたい、と思っているようです。
途中、プラレールにひっかかってすってんころりんと転んだりしながら、最終的にはこんな感じのモチーフにしました。
中心にあるのは、ただの3×3の正方形。これを、90度カーブの45度のポイントから周囲に2レールずつ伸ばしてみたのです。
なかなか面白いモチーフができました。
このモチーフ上でレイアウトを作り始めます。
しかし、このモチーフ、思ったより難しい。
というのは、さきほど並べた今回のポイントのうち、最初の「2つ非折り返しコースが走る」です。
非折り返しということは、つながる一周になっているということで、1つのコースだけで、同じ階に2つの路線が走ることになります。
それが2つ走るので、合計4路線がこのコース内を走るわけです。
それにしてはこれまでよりも格段に密度の薄いこのモチーフ、同じ階に4本にレールを走らせるのが至難の業なのです。
途中、麦茶で飲む量より多い汗をかきながらレイアウトを考えるぺたぞう。
ぺたぞう:「い、一畳プラレールって、実は地上がすごく使いづらいことに気がつきました…。空中の階は、ぶつかりそうになったら上に上がるほかに下に下がるという選択肢もあるけれど、地上では下にさがることができないんだ…」
普段、常に空中戦をしているために、むしろ橋げたのいらない地上のほうがレイアウトしづらくなってしまったぺたぞうさんでした(笑)
そして悩むこと6時間。
とうとうさいたまプラレールようレイアウトが完成。解体しながら設計図の写真を撮り、箱詰めをし…。
そしてこれは出張明けまで熟成となるわけでした。

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