さて、東北関東大震災で家も会社もめっちゃくちゃな感じのぺたぞう。
いろいろ後始末が忙しくて、なかなか更新もできないでいたうちに、加平プラレール、バレンタインプラレール、ホワイトデープラレールと入り乱れてしまい、どれが何の続きで、どうすれば報告完了なのかわからなくなってきております。
というわけで、まずはすぐに終わりそうな加平プラレールの報告からすることにきめたぺたぞう。
この文章自体は、震災より前に書き終わっていたものです。
それでは、いきましょう。
さて、3月6日(日)。
第2回ぺたぞうでんしゃサロンでテストしたレイアウトと、そのレイアウトをばらしながら詰め込んだ衣装ケース3つ分の部材をひっさげ、ぺたぞうは足立区は加平の、環七・加平ハウジングギャラリーにやってきました。
まず目を奪ったのは、ハウジングギャラリーの前にそびえる謎の巨大建築物。
ぺたぞう:「なんだろうこの螺旋!」
ぺたぞうは興味津々。集合時間より早かったので、徒歩で周りを歩いてみます。
ぺたぞう:「首都高の加平インターなのか!」
一畳プラレールに通じる、これだけの巨大建築物を間近に見られ、ぺたぞうのテンションは上がります。
そしていつもの社長さんと合流。設営に入ります。
階段でずっこけて橋げた入りの衣装ケースを盛大にひっくり返したりしつつも、設営はおよそ2時間でほぼ完成に。
しかし…。
ぺたぞう:「…足りない???」
ミニ橋げたが4個足りません。
ひっくりかえした橋げたは通常のブロック橋げたをみっちりつめたものだったので、これは問題とは無関係です。
ぺたぞうは首をひねります。先週のサロンの際に、実際に完成させて電車を走らせたものをそのまま分解して箱詰めしてきたのに何故足りないのか…怪奇現象です。
しかしここはなんとかするしかありません。とりあえず、昔から車の中に確かいくつかレールパーツがおちていたような気がして探すと、坂曲線レールを2個発見。ある一区画を対象として、これをミニ橋げたの代わりにして、通常のカーブレールを坂曲線扱いにし、ミニ橋げたを使用している部分を通常橋げたに返還しつつ全体の高さをミニ橋げた1つ分落とす、という作戦でなんとかミニ橋げたと捻出、線路をつなげます。
そして電車に電池を入れ、試験走行。
ぺたぞう:「……うごかないし。」
いつも、お子さんに遊んでもらうようの車両をチョイスして持ってくるぺたぞうですが、電池をいれてみると動きません。
ぺたぞう:「ギア割れ…。」
そう、車両に頓着しないぺたぞう、運転会でお子さんが猛烈にぶん投げたりした結果、ギア割れなどが発生して、車両が動かなくなっていることに気づかないケースがあるのです。
今回、持ってきた8編成のうち、4編成がギア割れ状態。
ぺたぞう:「ぬう、本格的に車両のメンテナンスの時期か…」
もともとリカバリーを得意とし、バッファーは十分に用意する性格のぺたぞう、4編成でも2コースのレイアウトでは十分ですが、毎回現場で壊れる車両も出るので、ここはスペアを確保しておきたいところです。
そこで、とりあえずなんとかなったレイアウトと電車でイベントを開始。
これだけでも十分ではありますが、念のためぺたぞう、加平の超近所にお住まいのある方にお電話。
ぺたぞう:「あー、たくぱぱさん、すみませんが電車4編成とミニ橋げたと電池を持って来てもらえないでしょうか…」
たくぱぱさんにスクランブル(笑)
これまでひとりでプラレールをやっていたときにはできなかったリカバリーです。
そして、しばらくしてたくぱぱさんとたっくんが電車とミニ橋げたを引っさげてにこやかに登場。
たっくん:「ぺたぞうさんでんしゃもってきた!!」
ぺたぞう:「ありがとう!!」
というわけで、700系や300系を加え、ミニ橋げたも予定通りの設置を完了。無事イベントを完遂することができました。
そして開始後すぐに遊びに来てくれたのが、ぺたぞうの住宅展示場イベントを現在コンプリートしているhazumiくん。
今回も最初から最後まで遊んでいってくれて、かつ片付けまでしていってくれました。
今回のレイアウトの大きな特徴は、一畳プラレールで通常行っている「両端折り返し式」ではなく、円になった「ループ式」のレイアウトが2つ繋がっているという点。
これまで10回以上イベントを開催してきた経験として、お子さんたちは同じ線路にたくさん電車を走らせようとします。なので、折り返し式だと正面衝突してしまうので、今回はループ式を選択しました。おかげで同じ階層を4レーンが走るという難しいレイアウトになりましたが、結果は大成功。これまでよりレーン数が少ないのに、これまでより多い電車を走らせてお子さんたちは楽しんでいました。
さらに今回得た知見は
1:駅の長さは1レール分ではダメ
→駅で新幹線と在来線の追い越しをしてあそぶお子さんが多く、1レール分の高架駅だと、退避させた電車の後尾がひっかかってしまいます。なので駅は2レール分以上あると、お子さんに喜んでもらえます。
2:駅以外に待避線をつくる
→今回、ほんとうによくみられたのが、追い越しをさせて遊ぶという遊び方です。
一畳プラレールの場合、駅から出発して返ってくる電車が駅に戻ってくるのは1分以上かかりますので(自宅では10分以上。今回はhazumiくん計測で1分半ほど)この間に追い越し遊びのできる待避線をもう1箇所以上作っておくとよさそうです。
これで同様のイベントではさらに楽しんでもらうレイアウトを作れそうですし、ぺたぞうでんしゃ王国でのレイアウトづくりにもいかせそうです。
そんなわけで、冬にしてはあったかい日、ハプニングもありつつも、お子さんたちと楽しく交流できた一日は、17時過ぎに全員で撤収、解体〜箱詰めはわずか7分、完全撤収まで20分というスピード撤収記録で幕を閉じたのでした。

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