高松に着くと、四国経済産業局を訪ね、早速巨大プラレール設置会場を見にいくぺたぞう。
産業局のみなさんと一緒に設置するパネルを見て絶句するぺたぞう。
ぺたぞう:「………でかくないですか?」
産業局のみなさん:「ええ、思っていたよりも大きいですね。」
近くで見ると5m×7mは思ったより大きく、ぺたぞうは呆然としています。
るきさん:「ぺたぞうさんぺたぞうさん」
るきさんが楽しそうに5m×7mのパネルの周りを走り回ります。
るきさん:「真ん中に手がとどかないよ♪」
ぺたぞう:「!!」
ぺたぞうは愕然とします。
ぺたぞう:「ええ!?じゃあ、登らないといけないの?」
ぺたぞうは自分の体重を気にしながらベニヤで作られたパネルにあがろうとしてみますが…
べきっ!!
ぺたぞう:「踏み抜くじゃん!」
るきさん:「ベニヤの下に細い骨組みがありますね。」
ぺたぞう:「むむむ…」
さて困りました。
5m×7mのベニヤ板には、登らなければレイアウトを作ることができませんが、薄いベニヤの下に設置された骨組みがあるので、ベニヤが直接支えられておらず、上に乗ると踏み抜いてしまうのです。
決してぺたぞうが重いからではありません。
ぺたぞう:「まさか、レイアウトで悩む以前に、設置そのものができないで困ることになるとは…」
ぺたぞうは途方に暮れてしまいました。
しかし、四国経済産業局のみなさんは違いました。
さっそく、メンディングテープを持ってくると、下に骨組みが入っている部分にテープを貼りはじめます。
そして、ベニヤの上に、踏み抜かずに歩ける骨組み地図が出来上がりました。
産業局のみなさん:「これで大丈夫ですか!?」
ぺたぞうは感動していました。
ぺたぞう:「ありがとうございます!」
そしてようやく、念願の、22畳プラレールの作成に入ることができたのです。

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