新しい一畳プラレールの構想を抱いては、いろいろな制約に断念する、というシミュレーションをひとり繰り返しているぺたぞう。
今週の土曜日。
るきさんは妹さんと一緒に遊びに行っています。
久しぶりに静かな週末。
ぺたぞうは朝方一人で中国将棋を指していましたが、ふと思い出したようにプラレールを取りに行きました。
ぺたぞう:「せっかくだから、2つの円を基準にして最高密度にチャレンジしてみよう。」
どうやら、構想の中で出てきたレイアウトプランのうち、あまりに密度が濃すぎてプラロードを含むその他の構造を入れられなくなったしまったのであきらめたレイアウトを、るきさんの居ない居間でテストしてみようというつもりらしいです。
そして、円2つの基礎から、その円から45度に楕円を伸ばし、その楕円からさらに別方向に楕円を伸ばし…
と、最高密度を目指して完成したものがこれ。
上から見るとこんな感じです。
中央にある2つの円から、お互いの方向に45度ずれた楕円を作り、その楕円とは逆方向に90度ずれた楕円を作ります。90度側の楕円の先に円を作り、そこから45度ずれた楕円を作ったのが、このレイアウト。
中央部分の橋げたの密度は、最高レベル。
その橋げたの上を通る線路の向きも合わせて、もう何がなんだかわかりません。
すると、そこにるきさんと妹さんが帰宅。
妹さんは目を丸くしていますが、るきさんは一言。
るきさん:「もっと上に伸ばさないの?」
ぺたぞう:「!!」
言うようになったな、妻よ…。
ぺたぞうは思わず、暖めていたネタを披露してしまいます。
ぺたぞう:「これだけ密度があれば、これを基礎にしてシンデレラ城みたいなのを今度作ってみようかな、と思っているの。」
どうだ、この壮大な構想、と得意満面のぺたぞう。
しかし、るきさんは…
るきさん:「今度じゃなくて今作ればいいじゃないですか。」
ぺたぞう:「!!」
はい。ぺたぞうの負け。
そしてお買い物で買って来たお洋服を開けてキャッキャッしている姉妹を横目に、ぺたぞうは一畳プラレール「シンデレラ城」を作るハメに…。
次回に続く。

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