そして時計は周り、次の日の朝…
るきさん:「むにゃむにゃ…ごちそうさま…朝?」
るきさんが目を覚ますと、ぺたぞうは横ですやすやと眠っています。
それを確認したるきさんがリビングを振り返ると……
るきさん:「わっ!!」
リビングプラレールが完成していました。

2つのタワーを、周りのレールで囲んだ、約2畳のレイアウトです。

こちらの高いタワーは、るきさんの作。
ぺたぞうが低いほうのタワーの中に入りながら作っていたところ、周りを高く作りすぎてしまって出られなくなってしまってもがいているのを横目に見ながら、るきさんがせっせと作り上げた20階立てのタワーです。

手前には大きなドームステーションを設置。ここをスタートしたプラロードは…

プラロードはレイアウト内部を一周し、

ステーションビルの手前を通って折り返しています。

一畳プラレールが解体中なので、レールや橋げたはたっぷりあります。
それを利用して、2畳以上の広さながら、高くて複雑なタワーを設置したぺたぞう。

中央に鉄橋を使った立体交差と、高架駅を設置してあります。
夜中のうちに出現した巨大で複雑なレイアウトに唖然とするるきさん。
すると、起きだしてきたぺたぞう。
るきさん:「昨日は何時まで作っていたのですか?」
ぺたぞう:「3時までつくってたよ。」
るきさん:「………」
実に9時間かけてくみ上げたようです。
そして、解体にも3時間かかっていました。

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