日曜の朝。
もそもそとおきだしたぺたぞうは、洋服を着込むと、暖房のない、寒い「ぺたぞうのお部屋」へと入っていきました。
カメラをもって、なにやら決意に満ちた顔です。
ぺたぞう:「よーし!解体するのだ!」
そう、一畳プラレールを解体です!
一畳プラレールは常設プラレール。
常設することで、「少しずつ成長させる」ということができ、複雑な形と高い標高を目指すことができます。
しかし、一畳プラレールではどうしても、上に行けば行くほど、下の階の制限を受けて新しいスタイルを組みにくくなってくるのです。
事実、現在の一畳プラレールはブロック式の駅を組み込むのが非常に難しくなっています。
そこでとうとうぺたぞうは決断しました。
現在の一畳プラレールを解体し、あたらしい一畳プラレールを作ることを!
だいたい一年ぐらい周期で一畳プラレールを解体→組みなおししているぺたぞう。今年もその季節が来たようです。
というわけで解体開始。
とりあえず手の届くところからレールをひっぺがし、4本単位の束にわけていきます。
橋脚はレールの隙間にとりあえずならべておきます。
少し壊して、満足したように部屋を出てくるぺたぞう。
一気に壊すには大きすぎるようで、少しずつ壊すことにしたようです。
そのうちに、新しい一畳プラレールについてもいろいろ考えていくのでしょう。
新しい創造のための破壊。
そこにすこしの寂しさはありますが、ぺたぞうはこれから始まる新しい創造に、わくわくしているようです。

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