頑張りきれない脱力系駆け出し占い師の
まったりサブカルブログ。
亀さんもいつかはゴール!
のそのそ♪
2012/6/26
毎週金曜日、首相官邸まわりをデモ行進する人達、
週を追うごとに増えて先週は主催者発表で4万人
になったそうです。
大飯原発の稼動に反対する市民のムーヴメント、
誰が名づけたか「アジサイレボリューション」素敵な響きですね。
ビートルズの「Revolution」という曲を思い出します。
破壊、まさに原発事故は取り返しのつかない
悲劇を生む究極の破壊です。
絶対に破壊には加担したくない。
経済効率優先で来た社会ももう終わりです。
新しい生き方、新しい価値観、新しいヴィジョンが
必要とされる時代。
占星術では山羊座の冥王星が社会の徹底改革を
牡羊座の天王星が刷新、革新(まさにレボリューションを)
アクセル踏んで促しています。
こういう大きな時代の流れに抵抗する、
つまり現状維持をもくろむ集団と
革新を求める集団との間には当然激しい軋轢、
クラッシュが生まれます。
古いものを捨てて新しく生まれ変わるのは痛みを
伴います。個人の人生でも同じ。捨てないと
新しいものは得られない。
捨てられないものが増えるにつれて
体も心も重くなって生き辛くなる。
皮を脱がないと成長できない。
取捨選択。何を残し何を捨てるのか。
捨てないでいたい心は、捨てられたくない
という執着と依存なのではないか。
秋に向かって、海王星(夢とビジョン)は
土星(現実、しがらみ、超えるべき課題)と
120度の調和角を取っていきます。
夢と現実、折り合わない要素をいかに
すり合わせていくか。
そこに犠牲と妥協がどれだけ関わってくるか。
困難を越えてもやらなければ!と思う人の数が
増え、現在の目標10万人にまで達したら。
(永田町、赤坂あたりは交通封鎖になるかな〜)
ジョン・レノンの「イマジン」を
清志郎が日本語で歌った歌詞です
夢かもしれない
でもその夢をみてるのは
君ひとりじゃない
仲間がいるのさ
世の中を変えること、一人ひとりが変わること。
変わる可能性があるうちは、世の中すてたもんじゃない。

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2012/6/1
ウディ・アレンの新作「ミッドナイト・イン・パリ」見ました。
さらっと楽しく見れる映画です。
主人公はハリウッドの売れっこ脚本家。
お金は入ってくるけど、自分の仕事が好きじゃない。
あこがれの都パリへ行って、小説を書く夢がある。
婚約者と訪れたパリで、彼はひょんなことから
タイムトラベラーになって1920年代と現代を
行ったりきたりする。
1920年代のパリ。
出会うのはゼルダ&スコット・フィッツジェラルド、
コール・ポーター、ヘミングウェイ、ガートルード・スタイン、
ピカソ、ダリ、ルイス・ブニュエル、マン・レイ・・・・
文学史や美術史に燦然と輝くグレート・アーティスト達。
作品に接することはあっても、当のご本人達に接すること
などありえない人達と、普通に会話し仲間の一人に
加えてもらうという体験をする主人公。
「そちら」の世界に嵌るにつれ、現実の世界では
ぎくしゃくしてくる。
婚約者、その父母、婚約者の友人のエセインテリカップル。
全員、絵にかいた俗物。
過去への憧れ、ここではないどこかへ。
現実逃避かも知れないが、それが必要な時も人生にはある。
ファンタジーがないと人は生きていけない。
私も昔はいつも「ここ」が嫌で「どこか」へ
脱出したいと考えてた。
かといって、脱出も簡単ではないし。
「今、ここ」への不満をブチブチ言いながら
くすぶるという全く冴えない日々が続いて。
ところが、です。
時は過ぎ、私も変わったものです。
落ち込む時って、自分にとって居心地の悪い状況が
延々いつまでも続くような気がするんだな。
でもほんとはね、諸行無常。
すべてが刻々と移り変わっているのが実態。
今は過去のことを思い出して悔いたり、懐かしんだりと
いうことが不思議なくらい、無い。
過去は過去の引き出しにしまわれたまま。
捨てることもないが、取り出して眺めることもない。
流れていく日々、今日と明日。
明日は白紙、きのうは過去の引き出し行き。
映画の主人公も、あこがれの時代に行ったところで
そこには抗生物質がないから自分は生きていけない
とのたまいます。
どこへ行こうが不足は出てくる。
今日と明日で生きていると一期一会が楽しい。
袖ふれあうも多生の縁、前世でも関わったかも
知れない人達と今生つかの間の触れ合いをする。
そう思うとロマンティック。
前回の記事に続いて、これまた刹那的?
執着しないということは悟りの基本、
人生の秋に
突入した年代はあながち、これって間違ってないと思う。
そして、人生の冬、お店じまいの年代に入ったら
過去の引き出しから楽しい思い出だけ取り出して、
こたつの中でにやにやするんだ〜。
PS.サルバドール・ダリを演じたエイドリアン・ブロディが
かなり似ていて笑えました。

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2012/6/1
日本の行く末が不安になる今日この頃。
とか言ったところで、ただの一小市民には
閉塞的な状況を打ち破る力などございません。
占星術の世界では、活動宮
と呼ばれる4つの星座の
うち3つに個人ではなく、世の中全体に影響を
及ぼすパワフルな天体が入っていまして。
だからなんだと問われると・・・
まず、牡羊座に天王星
という改革、刷新、変更の星があり。
天秤座に土星という、
枠組みを決める、試練を課す、責任を持たせる星が。
そして山羊座には冥王星、
これは死と再生、さら地にして出直す、
究極の状況をもたらし気づきを与える星が。
これらが世の中全体の空気に影響を与えるとなると
どうにもこうにも騒がしい、落ち着かない時代でございますな。
活動宮の人(牡羊、天秤、蟹、山羊)は元々忙しいのに
追い風受けてピンボールのように動くのではないでしょうか?
良くも悪くも。疲れそう。
不動宮の人(牡牛、獅子、蠍、水瓶)は変わりたくない、手放し
たくないこだわりの人達なので、変化を強いられる時代は
精神的にキツイかも。
柔軟宮(双子、乙女、射手、魚)は器用に波を乗りこなせば
こんな時代は結構チャンスかもしれない。普段は優柔不断とか
ノンポリと思われていても、きのうの白は今日の黒となると
変わり身の早さが役に立つのかもしれない。
な〜んて考えてる私は魚座。
魚族は海王星回帰も加わって、ものすご〜くフレキシブルで
ゆれ幅多く過ごしている方が多いんじゃないかな。
一点集中できない自分が何も成し遂げられないのが悩みだったけど
もう、そんなこといいやと思える。根拠のない自己肯定も
海王星のなせる業かも、とほくそ笑んでみる。
人でも物でも思い出でも、対象から自由でいたい。
極力執着したくない。それが自分だから、いつもあっちにゆれ
こっちにゆれてます。
でもそれはそれでメリットもあるかな?
つまみぐいしていろんな味を試して。
ビュッフェのような私の人生、C'est La Vie.
地震だ、原発だ、財政崩壊だ、そんな脅しばかりじゃ
今を楽しむしかないでしょう。
どうにも刹那的になってしまう時代でございます。

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2012/5/13
タイトルに「占い〜」とうたっているくせに
いつのまにやら、占い以外の日常ブログに
成り下がっていました(汗)
そうなってしまった理由に関連して
今日は自分のホロスコープをサカナ
にして占星術がたりしてみます。
私のホロスコープは2ハウスと8ハウスが強く、
構成成分は魚2、水瓶4、蠍1、獅子1、乙女1
とカルミネートする牡牛の月。
不動のTスクエアが私の葛藤の元になっています。
実感として、魚の太陽
と牡牛の月をベースに生きている私。
感情のシェアを求め、理性より情感の世界にたゆとうように
生きているのが魚の太陽。足が地についてません。
占いやる人は地に足がついてないからこそ、”上”と
繋がれるという話も。占い師になるのは、生き辛さを
自身が抱えているからにほかありません。
それとなじむのが、好きなものに囲まれている環境が
あれば一人でもマルマルOKな牡牛の月。
安定志向。この地のサインの月があるお陰で、私は仕事したり
貯金したりという現実生活をやっていけたし、心の安定も
この月が担っています。
その牡牛の月を苛める水瓶軍団(火星、水星、木星、土星)が
感情より理屈を持ち出し、安定より刺激と刷新を促す。
そのうえ、蠍の海王星が180度であちこちから人の感情を
拾ってきては、月という大地を微振動させ続ける。
牡牛の月、可哀想です。
水瓶軍団はスパイスでもあり、体内の毒でもある感じ。
私は水瓶の天体たちを飼いならすことがまだできていない
ようです。
天王星とオポジションになる水星、火星、木星の
ダンゴ三兄弟。
水星天王星のチームが暴発すると、とんでもない毒舌を
吐いたりすることもあるし、火星天王星で物を破壊したり
自分が怪我をしたり。
水星&火星の両方が天王星と組んでいることが、
私の日常の行動を左右している。
金星(趣味、愛情、好き嫌い、人間関係)が担う分野にも
2ハウスと8ハウスの軸が怖ろしく強い私のケースでは
水星、火星、天王星チームがこの分野も牛耳っている。
う〜ん、面白いとひとりごち。
水星と火星が天王星というスイッチャーで、
ついたり離れたり。小学校の理科でやった豆電球の実験を
思い出します。電流が流れたり切れたり。
接近&離反が私のホロのキーワード。
深く濃くを追求する蠍とは90度でぶつかる水瓶の水星、
火星たちは天王星というルーラーのパワーを
あびて、素直に反応しているようです。
人付き合いを求めて外に出る時期と隠遁する時期
を交互に繰り返す。
この間まで好きだった趣味が、急速に熱が冷めて
放り出す。
占いに関しても足掛け6年の間に何度か放り出して
いた時期がありました。
この話も繰り返し書いている。
何年経っても、自分の課題は克服できていない
ってことです。
人様には「ここが今生の課題ですね」な〜んて偉そうに
言ったり書いたりしているくせに。
でも、もうこの年ですからね。
やれることは限られていますからね。
自分が手をつけたことはしっかりやらねば。
この宿題の回答編は、蠍の海王星を「集中と掘り下げ」
として使いこなせばゲットできそう。
回答のありかはわかったんですけどね。
あとは実践です。
占い師としては、弱くておろかで失敗を繰り返し、
わかっちゃいるけどやめられない、そんな私のような
人間を見る優しい目線なのだな、とつくづく思うのです。

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