たまに占いをやってお金を頂いてます。
2009年に1年弱、いわゆる対面鑑定というのをお店で
やっておりまして、まあ思うところあって辞めたのですが、
その後「占いのダークサイド」を強く告発?するブログを発見。
読んでるうちに、う〜ん・・・と自分のやってたことに?マーク
がついてしまい・・・
以来、占いとの付き合い方について
いろいろ逡巡する2010年でありました。
人気の星読み、石井ゆかりさんが「占いは信じるべきではない」
と書いていて、これって占い業界からも占い否定派からも
どっちからも突っ込みが入ってしまうんでない?
と、ひとごとながら心配。
でもそれが石井さんのスタンスで共感しています。
占いはエンタメの1つとして楽しんでおけば危なくも
ヤバくもならない、というのが今のところの結論。
人生の大きな決断を占い結果に委ねたり、今年は運気が悪いから
何をやっても上手く行かないんだと後ろ向きになったり、
占いで相性が悪いから彼・彼女とは別れちゃう、とか。
それほど占いなんて、たいそうなもんじゃないよ。
特に特に、未来は不確定なんだから。
むしろ占いによってネガティブな情報が記憶に植えつけられると
無意識のうちに自分でその方向に擦り寄っていってしまうのがヤバイ。
だから・・・1年ほど前TVから消えて微妙に復活しようとした
HKさんのような脅し系占い師はもう完全にNGでしょう。
恐怖で顧客をコントロールするなんて、もってのほかだ〜
だけど、顧客を安心させず次も自分のアドバイスやご託宣を
仰ぐように依存させると、占い師としては儲かるわけで。
平たく言うと、リピーターをつかんどけ!ってことで。
このへんがジレンマだわい。
他人の依存傾向を使って稼ぐのか・・・という点が。
でも占いに依存してる人は絶対数的にマイノリティ。パイは小さい。
それよりも、お手軽開運がブームの今、お金をそんなに使わず
自分の体一つ、心がけ1つでちょこっと良い運を引き寄せる方法が受けると思う。
お部屋風水とか、吉方位旅行とかね。
実際、そういうのをやってみると楽しい。
元気になる、楽しくなる、モチベーションUPに役立つ、
そういう占いなら健全?なんじゃないかなー。
人間は現実だけじゃ生きられない。
ちょっとしたファンタジーがシビアな日々を
生き抜く力になることもある。
寒い日のホットココアみたいな。
そういう占いの使い方ができるように
たぶん来年も勉強を続けますよ〜。
やったれ、やったれ。納得するまでな。by たらちゃん


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