以前の記事で里親募集をしていた黒某(仮名)こと
くろちゃん、14日の日曜日に無事、里親Kさんご夫妻の
家族になりました。
結婚してから11年、細々ではありますがフードの寄付など
動物福祉のサポートに関わってきました。
今回は初めて自分が主体的に里親探しに乗り出し、
ポスターを作り、近所の情報通の方に相談して
どこに貼ったら効果があるかを訊き、SNSも使って
できることをいろいろやってみた結果、里親さんに
たどり着いたので、普段とはちがう小さな達成感があります。
自分でやってみて、愛護団体の方々がされている里親探しの
難しさの一端を知りました。
くろちゃんの里親さんは、東京のマンション住まいですが
ペットOKなのだそうです。
ペット人口は年々増加しているから、現実がニーズに追いついて
きたのでしょう。
余談ですが、とある腕利きタロットリーダーの方によると、
いまや占いの世界でも子供ではなくペットの
気持ちを知りたいという依頼もあるそうです。
動物達とは言葉が通じないから、タロットの出番か!
さらに余談ですが、なにを隠そう私も去年の春
動物関係の大型イベントで「わんにゃんタロット」を
やらせていただきました。
思ったより多くの方がブースに寄ってくださり、
タロットカードに愛犬の気持ちを訊いてみたいと
占いを楽しんでいかれました。
さて、話を戻して
里親Kさんは本当に理想的といってもいい方々でした。
40代中盤、ご夫婦とインコちゃん。
近くにドッグランもあるマンションにお住まい。
二人ともアウトドア好き、奥様はランナーで
旦那様は山歩きが趣味。
くろちゃんを連れて、ペット可のペンションに泊まる
旅行やキャンプをしたい、とおっしゃっていただけた
ので、もう心の中で「Yes!」と叫びたいほど
嬉しかったのです。
犬飼いになる人はアウトドア好きが望ましい。
猫飼いになる人はインドア好きでOK。
これ、大事です。
共働きで収入がしっかりあることも大事、
犬でも猫でも、フードだけでなく雑費や検診、
長生きのペットを看取るまでの医療費など
人間側が金銭的にゆとりがないと、わんにゃんを
養うのはキツイです。
かわいい子犬や子猫をみて、子供が欲しがる。
だんだん大きくなって、昔ほど愛らしさがなくなる。
世話が面倒になる。もう要らないと言い出す。
命を物扱いする人間にはきっと天誅が下る!と
思いますが、まだまだそんな外道のような輩がいるのです。
わんにゃんを飼うと、人間の生活も変わります。
散歩させなきゃならない、旅行には気軽に行けない、
夜も飲み明かせない、とかそういうことを苦痛に
思うようであれば、一時の感情とか子供にせがまれても
絶対にペットを家族にしてはいけません。
そういう人間に飼われて不幸になる動物をみたくないから
里親は誰でもいいわけではないのです。
くろちゃんは、そういう意味で恵まれました。
動物の神様が、しゃかりきになっているOyataに
味方してくれたのだと思います。
記事を読んで気にかけて下さった方々、まわりに声を
かけて下さった方々、ありがとうございました。
くろちゃんに代わって御礼申し上げます。

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