”年金たまご”とかいう詐欺を働いた会社の社長が
逮捕されたニュース。
健康食品(ブルーベリー)を1万円だか買わされて
以降、毎月何千円かを積み立てていくと2年後から
月25万円がずーーーっと入ってくる・・・
そんなうまい話、信じるかいな!
と思うけど、信じる人が結構たくさんいたんだな。
被害者の方々はお気の毒。
でも、こんな嘘臭い奴が百億稼げるということは
どんだけ強欲
な人達がいるんかいな?と私は思ってしまう。
地震だ、放射能だ、国の財政が破綻寸前だ、と
不安な空気が日本中を覆う厚い雲になっている。
何も信じられない、国も守ってくれない。
自分の身は自分で守らねば、と多くの人が感じている。
人々の不安につけこむ商売、詐欺師の腕のみせどころである。
不安と恐怖で澱んだ水溜りから、ぼうふらのように
うようよわき出て、世間に散らばり社会的弱者の
血をすいまくるだろう。
な〜んであんなばかげた話を信じちゃうんだろうね。
私は引っかかりませんよ!
とニュースを見ていると思うけれど、腕効きの詐欺師
にかかると、真っ赤な嘘を心から信じるように洗脳
されてしまうんだろうか?
そういえば子供の頃、近所に「健康布団」とやらを
売りにきた人達がいたのを思い出した。
ちらしを見ると、来場者にはもれなく〇〇を進呈、
とか書いてあっておまけほしさと好奇心で、
おばちゃんたちがぞろぞろ集まった。
うろおぼえだけど、売り手は景気よく面白い話で
おばちゃんたちを掴んでおいて、中盤から比較的安めの
商品のご案内が始まり、トリが高額の健康布団だった。
さくらが質問してさくらが買い手第一号になって、
なんとなく他のおばちゃんたちも何かを買わずに会場を
去れないような空気が出来て・・・
私が子供の頃だから40年近く前の話だが、まったく
やりくちは変わっていないんだろうね。
人の欲につけこむ商売は廃れません。
ってか、商売はすべて人の欲につけこんで成り立つんだけど。
話をするのが得意でない私は、詐欺師たちがどうやって
話術を身につけたかに興味がある。
子供の頃から嘘がうまかったのかな?
それとも生き残るすべとして、後天的に努力して
身につけたのかな?先天的なんだろうね、おそらく。
才能があって仕事にしたから磨きがかかったんだろうね。
お金がからまないと人は真剣になれない傾向がある。
だから趣味というのはそれなりのレベルを突破して
その上にいくのは難しい。
詐欺師は人を騙してナンボ、それも上手く行くと
口先一つで汗水たらすことなく、ドカンとお金を
手に出来るわけだから、モチベーションは上がるわい。
詐欺師・・とまではいかなくても口の上手い人には
自前のアラームが鳴って警戒してしまう私です。
自分自身が「心にもないこと」って言えないタチ。
だから、可愛くない赤ちゃんをみて「あら〜くぁわいぃ〜」
とは言えずコメントをひねり出すのに苦労する。
これは一例ですが、ほんとに私は社交辞令が下手
。
セールストークならいざしらず、お金のからまない
人間関係でも
”おべんちゃら”ーあ、言ってしまった!
”社交辞令”というきれいな言葉にしておこうと思ったのにー
を炸裂させられると、すううっと引いてしまう。
イメージとしてはもんたよしのりが
「ダンシング・オールナイト」を歌う時、エビが水を噴出して
後退していくようなアクション、あんな感じでその場からはけて
しまいたくなる。(わかりづらいでしょうか、この比喩)
まあ、このブログは独り言ですから好きに書きます。
ともあれアラームが鳴るんですね、「こいつは危ない」と。
やっぱり「その場のきれいごと」って後に続かないんですよ。
好意を示してくれたのかと思っても、そのあとご無沙汰〜とかね。
ホントの気持ちはフォローがある。
「言葉はいらない、行動で見える、その人の真意」
交通標語のようなフレーズでまとめてみました。
私自身もそうあるように努めています。
言うだけなら誰でもできる。
そのことに対してどう行動するのか?
行動しないなら、お前はおべんちゃらを言っただけなんだよ。
と、一人突っ込みを入れつつ。
本日終了、ちゃん、ちゃん、と。
最近はまっている怪物くんコラボの「伝説のバターチキンカレー」
美味し!


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