雨の火曜日、映画と演劇をはしごした。
「ドン・ジョバンニ」@ル・シネマ。
「三人でシェークスピア」@シアターグリーン。
まさに人生はステージ。我々は役者。
どたばた、泣いたり笑ったり怒ったりしてみても
最後は行き着く場所はみな同じ、と。
さて、人の不幸は蜜の味とか言いますが・・・
陰々滅々と不幸話が続くのも聞いていると滅入るが、
エブリディ・ハッピー♪な話をずっと聞くのも鼻白むものです。
心の狭い私なぞは「ちっ!ホントかよ?」と毒づきたくもなる。
そうです、セコイ人間です・・反省。
当然、誰の人生にも順風に乗って航行できるときと
逆風に耐えて進まなきゃならない時が両方ある。
自分が逆風にさらされてる時って、よほど器の大きい
人でないと順風満帆な人の話は・・心穏やかに聞いて
いられないと思う。何故、こいつは幸せにやってるのに
俺はうまくいかないんだ・・・報われないんだ・・・
という思いに駆られやすい。
そもそも、誰の人生もしんどいことがある。
しんどさの程度差はすご〜くあるけど。
こんなこと書くと、私自身がしんどさのまっただなか
にいるのかい?と思われそうだけど、そうではなく。
この夏7月・8月に起こる「カーディナル・クライマックス」
が起こす嵐について考えていただけ。
占星術界では大事、一般社会では「何だ、それ?」でしかない
「カーディナル・クライマックス」ってなあに?
山羊座の冥王星、牡羊座の天王星、天秤座の土星が作る三角形。
冥王星、天王星、土星はパワフルな天体で、重量級の
そろいぶみと言った様相を呈するこの夏の空模様。
90度、90度、180度という向き合い方をすると
このヘビー級同士がガチンコ勝負となるわけです。
カーディナルとは活動宮のこと。
なので、この夏のクライマックスを最も体感するのは
活動宮である牡羊座、蟹座、天秤座の皆さんと
言われています。特に各星座の始めの生まれの方々。
活動宮はその名の通り、動いてなんぼな人たち。
カーディナル・クライマックスの時期、この方たちは
ますます動かざるを得ない状況がありそうな感じ。
お尻に火がつくような事態も起こりえる。
現状維持しようとするとキツイので、バッティングマシーン
みたいに、来る玉を打ち返す、とにかく打ち返す。
変化、じゃんじゃん来なさ〜い!という姿勢で行くと
エキサイティング。その時はしんどくても、のちのち
そこで動くことが必要だった・・・という流れなのでしょう。
牡羊さんも天秤さんも動きは早そうですが、
蟹さんはちと鈍いかな。
あの時頑張ったなぁ〜と振り返ることができますように。
うちの相方も、このカーディナルクライマックスの
波にさらされそうだ。夫婦は同じ船に乗ってますから、
嵐がくれば自分も船から水をかき出したり、舵をもっていかれない
ように踏ん張るとか、まー安穏としてはいられんちゅーこと。
相方の場合、その第一章がすでに始まったようで、
おいらもほげ〜っとしていないで、ふんどし・・ならぬ、
鉢巻締めなおしたほうがいいかなっと思う今日この頃。
どんな波をかぶるか、想像できるものもあるが
想定外の波もくるかもなぁーーーー。
曲がり角で待ってる50代の日々、
タロットカードで言うと↓
「吊るされた男」かも。ギャピーン(のだめ風)
画像は「バロック・ボヘミアン・キャッツ・タロット」の
No.12 "The Hanged Man"


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