動物愛護週間(9月20日〜26日)
ニュース番組でもミニ特集が組まれてる。
ニュースJAPAN、3夜連続の「時代のカルテ」で
命の現場として動物愛護後進国、日本のペットたちの受難を
特集していました。
一日目は夜間営業のペットショップで売られる
犬や猫の健康障害の話。
二日目は「パピーミル」と呼ばれる劣悪な環境で
体が壊れるまで無理やり生まされる犬たちの様子。
三日目は「愛護センター」で窒息ガスを使った
非人道的方法で抹殺される犬や猫たちの様子。
実は三日目は私は偶然見ませんでした。
チャンネルを合わせていたとしても、その瞬間に
変えてしまっただろうけど。
そんなへたれな自分だけど、このことはどうしても
書いておきたいんです。
この駄ブログを読んで同じ想いを共有して下さる方が
一人でも増えて欲しいと切に願っています。
そして一刻も早く、法律を改正し、まともな文化国家らしく
本当の動物愛護を実践して欲しいのです。
穀つぶしのおやた、何にも社会のお役に立ってませんが
この駄ブログが動物愛護を考えるきっかけになったら・・・
ちょびっと嬉しいです。
なので、今日はマジメにやらせていただきます
動物愛護というと・・・
動物より人間だろ!と言う人たちって、実は人間のことも
真摯に考えていないじゃね?とおやたは思うんです。
自分と自分に直で関係する人間の幸せと安全のみに
意識が向いていて、動物も含めお年寄り、病気の人、
障害のある人、その他社会的弱者については
「まあまあ、かわいそうねぇ〜」という一言で
終わってしまう。
本当の教養って・・・
他人の立場や境遇に想いを馳せる想像力を持つってこと。
関心を持って「知ろうとする」こと。
動物愛護の問題は長らく隠されていて、現場で何が
行われているかは知らない人が多かったと思います。
ボランティアで愛護センターに持ち込まれた犬や猫を
引き出し、保護するという活動をしている方々だけが
その悲惨極まる実態を見て、本当に胸痛めながら
努力しつづけているのです。
ここ数年、TVやメディアが伝えだしていることは
じわじわと動物愛護の精神が広まりだしているきざしで
先はまだ遠いけど、動き出したなって感じています。
愛護センターにカメラが入って実際そこで何が行われているかを撮影、
放送したってことは画期的なことですよ。
”臭いものにフタ”のごとく、都合の悪いことは
世の中の表面には出てこないもの。
多くの人が「愛護」センターに連れ込まれた犬や猫は
催眠ガスかなにかで安楽死させられるんだろう、と
ぼんやり思ってるんでしょう。
そもそも「命」を不要になったとか言って、
まるで物のように”処分してしまえ”という考え自体
間違ってるけど、安楽死ならまだしも・・・
番組中では苦しみもがきながら絶命していく犬たちの
映像が流れたそうです。これを見て
こんなことは一刻も早く止めさせなければならない!と
思った方たちが多ければ多いほど、
法律を変えたりする力になっていくはずです。
何度も書いていますが、日本は動物愛護後進国です。
ペットショップから買う、生体販売は世界の非常識。
きちんとしたブリーダーから飼育法などちゃんと聞いて
買うか、家なし子たちのシェルターで出会うのですよ。
ペットショップで見て子供が欲しがる。
親はしぶしぶ買う。子供は初めは世話をしても
飽きたり、手に余ってしまい、親にお鉢が廻ってくる。
元々、動物好きでもない親にとって、ペットはお荷物になる。
命であることも忘れ、廃品回収のように
動物愛護センターと言う名の処理場へ持ち込む。
殺傷ガスが効いてくるまで数十分も呼吸困難で苦しみながら
殺されるペットたち。
死の瞬間まで人間を疑うこともなく、冷酷な仕打ちに
なすすべもなく、何故きのうまで散歩させてくれたり
餌をくれた人が助けにきてくれないのだろう?と
小さな頭の中で考えたりするのだろうか・・・
もう一回書いちゃいます。
「動物より人間」じゃなく、動物も人間も命を大切に。
命を粗末に扱う社会は先がないです。
自分たちの命も粗末に扱うから。
未来をになう子供たちには特に命の大切さを
生き物と暮らし、その死まで看取ることから
学んでいって欲しい。
穀つぶしのおやたに立派なことはできないけど
ほんのほん〜の少しでも・・・と思い
今日のブログを書きました。
知ること。そして社会を変えていく。俺もサポートしてます by サバ


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