昔の話。
あのライレーは凄かった。

元々拘り屋の友人がローバーミニから乗り換えたのが、ライレーエルフ
MkT
マーク1ってところが彼らしく、850cc。
なんでもサルーンカーレースのようなストックでナローなイギリスクラブマンレーサーに憧れて・・・・
ところが!
入手したのは本国で超有名なコンクールなどなど多くのトロフィーを得た個体


バブル時だけにジャパンマネーで某SHOPが引っ張ってきたライレー。
購入額もエルフとしては超高額だった、市場価格の最低3倍はしていたが、納得できるだけの1台であり、目利きSHOPだった。
ワンオーナー
当然ながら新車から、入手時の書類や付属品、最初の車検ステッカーから全て揃っている。
フルレストア済
本国で数々のトロフィーをさらった車だけに、安易なレストアでない。
塗料は当時と同じで色も技法も同じ、パーツは全て当時物もしくはデッドストック以外使ってない、内装も当時の生地で当時の方法で張替えなど・・
当然ながらレストア前の状態は非常に良く作業時のドキュメントも有り、この場合のレストアとは新車に戻す意味合いが主な理由。
このライレーが私の中のフルレストア&フルオリジナルの基準を大きく変えたのは間違いない。