先日、阪急6300系の6355Fが正雀工場へ廃車回送されたとの噂を耳にした。そこで本日、およそ一年ぶりに正雀へと足を運んでみた。
すると・・・
以前見たことのある構図だ。デジャヴか? いや違う。
目の前で6300系の中間車が、今まさに解体されている!
ズームしてみる。
車番は既に外されているが、その跡が明白に残っている。
C#6915
確かに6355Fだ。梅田側から7両目のM車。
ちょうど窓ガラスと灯具が外されていた。
奥の白塗りは入場中の7007Fか?
外された座席が無残にも打ち捨てられている。一つ譲って欲しいと思うのは私だけでは無いはずだ。
去年もそうだが、私は運が良いのか悪いのか、重機君のお食事シーンには未だ遭遇していない。炎天下の中、待てど暮せど重機君がやってくる気配は無い。
撤収!
いや、別に見たいとは思わんが・・・
・・・車庫の裏へとまわってみる。
6357Fだ。
パンタが上がっているので、こちらは「生きている」。
しかしながら、余命幾許もないのも事実。
http://rail.hankyu.co.jp/pdf/approach/anzen2009/2009anzenreport.pdf
↑の26頁参照のこと。
一方・・・
同じく車番を剥がされた6355Fの中間車が数両転がっていた。死刑執行待ちってところか・・・。
昨年廃車された6356F中、なぜか唯一残されているC#6456。
お顔が何だかヘン・・・よく見ると貫通扉の枠の銀色が剥がれている。このまま鳥葬にでもする気なのだろうか?
〜6355F〜
1977年生まれ 2009年没
32年間お疲れ様でした。
★おまけ
御隠居の2301&2352。C#2352は今なお携帯電話電源OFF車両の旧ステッカーが貼られっぱなし。
入場中の能勢電1700系。元は阪急2000系だから、軽く車齢45年を超えている。