敢えて今更説明するまでもないでしょうが、今回の「鉄ROOMからの脱出2」は私の処女作「鉄ROOMからの脱出」の続編です。それゆえ、最初に〜2をプレイされた方には話の流れが掴めなかったかと思います。
公開後、アクセスの統計を取ってみると、実に三割近いお客様が海外からの方で正直意外でありました。欧米やアジアのみならず、地球の反対側の南米からのアクセスも多数あり、改めて世界中につながる巨大なインターネット網の存在を再認識しました。
今回も前回の番外編に引き続き、アイテム欄を画面上部に設置したわけですが、操作方法はいかがでしたでしょうか? 現状では小さなディスプレイだとゲーム画面が収まりきらないおそれもあり、インターフェースに関しては今後も改良する余地がありそうです。
気がつけば製作期間が四か月を超えており、末期になると当初のコンセプトから大きく逸脱した箇所もあり、その調整にかなりの手間が掛ってしまいました。
製作期間が長期に及んだ理由として、やはり背景の絵画に尽きます。毎度のような素材の使いまわしが効かないため、その結果全ての背景を描かざるを得ず、想像以上に日数が経ってしまいました。本来はホーム上からフィールド画面にする予定でしたが、カットしています。
今回は無人駅が舞台でしたが、これも何を今更ですが、元ネタがありました。
ウチでも既に何度か特集した、JR信越本線の青海川駅です。

旧駅舎 作品中のものと見比べてみてください(笑
現在のものとは駅舎の形状が異なっていますが、これはまだ記憶に新しい、一昨年七月の新潟県中越沖地震で被災したためです。土砂に埋もれた駅が何度も空撮されていましたが、まさにその現場だった訳です。
今は亡き旧駅舎を偲んで、今回の作品を製作いたしました。
但し、怪しい地下室などは勿論私のオリジナルであります。また、作品中では駅前には民家が皆無でしたが、実際には駅付近に集落が形成されてあります。
あと・・・、確か駅舎の水洗便所は実際には汲み取り式だったような・・・。
その他、今回は小ネタを多く用いました。例えば、地下室で取れるドリンク各種はエンディングで・・・。
トイレ(特に小物)はアノ名作をインスパイヤしたとかどうとか(笑
これら以外にも小ネタは豊富?にあります。
多分
あんな終わり方をした以上、やはり次回作を・・・にはなりますが、実際のところ、全く何も考えていません(笑 今度はラストに登場したアイツが主人公ってことだけは決定していますが。
ん、今回の主人公? 苗字だけは分かりましたよね?
名前の由来? あー、時刻表のJR山陽本線のページをめくってたら思いついただけですよ(笑
今春より私の生活環境も変貌するとあって、早くて夏ごろの公開になりそうです。着工後は逐次ネタを公開しますので、気長にお待ちくださいまし。
このたびは、「鉄ROOMからの脱出2」をプレイして下さいまして、ありがとうございました。