
ある中学校の恒例の3年生による合唱。
ヴェルディのオペラ「アイーダ」第2幕 凱旋の場の合唱
この大曲を毎年3年生が歌い、伴奏にピアノとトランペットが入ると言う。ここ数年は男子生徒がピアノを担当しているらしい。私の生徒さんが昨年からそれに挑んでいた。もちろん鍵盤男子。オーデションは楽譜を渡されてから1年半後という壮大な計画。つまり短い中学校生活3年間のほとんどをこの曲と過ごすのだ。しかもオーディションで落ちる可能性の方がバカ高い。
彼は部活はバスケだったので、ピアノの練習時間を作ることが至難だった。下見試験もあったりで私自身も試されている気がしてきて、落ち着かなかった。だから、選ばれたときは心底うれしかったし、達成感MAXだった。そして先日、本番も成功したようだった。レッスンがなければ見に行ったのに、カルチャーセンターのレッスンがあり行けず。
その中学校は、毎年、外部から合唱の講師を招き本格的に指導も受けている。伴奏もかなり高度で毎年これをこなせる男子がいることも感心する。うちの彼も本来はそこまで技術が届いていなかったけど、時間をかければかならず完成できるという目算の下、始めて途中不安もカナリありながらもラストスパートは見事だった。
とにかくヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・ 卒業式にもまた歌うそうなので温めておきましょうね。

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