今使用中の教科書、基礎的な項目の勉強に重宝している教科書なんですが
なんか現実的な「たとえ話」が多いんです。
とゆーことで、すっごく面白かった設問をひとつご紹介します。
流体のお話のところで出てきたのがその設問。
「
猫が高いところから落ちると、実際はビルの5~6階より上から
落ちた場合のほうが怪我の度合いが酷くならない、さて何故でしょう?」
みたいな設問なんですよ。
空気抵抗があって、終端速度になる前は
猫がビビッて体を硬くしてしまう。
つまり終端速度になる前に地面に到達する場合は、怪我をしやすい。
逆に5~6階より上からだと終端速度に達するのに充分な高さのため
終端速度になった後、
猫の心に態勢を立て直す余裕が出てくる。
だから怪我をしても軽症で済む。
だそーです。
注※もちろん実際の設問では高さとか空気の密度とか出てきてちゃんと計算とかします
しかも終端速度前まで加速度を感じて体をすぼめていた猫は
終端速度に達した後、
落ち着きを取り戻して体を少し広げて着地体制に入るため
有効断面積が広くなり、結果として着地時点では終端速度も遅くなっているそうです。
……
くそう、猫め、なかなかやるな!(笑)

0