さて、「水滸伝」も読み終えたところで、いつまでも中国にうつつを抜かしていてはならぬ。。。
本職?のお江戸の時代に戻らねばっ!
てな、ことで、今、宮尾登美子さんの「天障院篤姫」を読んでますぅ。
そう、今の大河ドラマの原作。・・・オイラ観てないけど(笑)。
いやぁ、北方水滸のハードボイルドな文体に慣れてしまった後だと、なんとも回りくどい感じの文体に感じて疲れちまうぜぃ・・ま、そのうち慣れるかね(笑)
さてさて、本題は何の脈略もなく「春日局」。
江戸時代初期の大奥を席巻した女性。お世継ぎ問題をはじめ当時の数々の政事の影にこの女がいたわけだな。三代将軍家光の乳母でござります。
武家の出でありながら、皇室をも動かした辣腕。女性に興味が無かった・・つまり男色?の家光のお世継ぎをつくるために、気に入るまで数々の女子をあてがう豪腕ママぶり(・・・う、家光羨ましい・笑)
なんとも偉大なお方ですが、この局さんの菩提寺が現在の湯島四丁目にある「麟祥院」ってぇお寺。湯島天神下から春日通りを西に坂道を登りきったあたりにある。オイラの家のすぐ近所ってくらぁ。
禅宗のお寺らしい静かな落ち着いた趣で、総門はこじんまりとしてるけど、中は意外と広いんだよね。
当時は5千坪の敷地・・・ってぇことらしいけど、今は多分そこまで無いよね。
↑江戸時代の名所図絵による麟祥院。東京ドーム○個分・・ってぇ勢いだけど、この頃のこの手の図絵って、コレに限らず実際よりすごく広い感じに書かれていると思うんだけど。。この時代の書き方?
実際広かったのかなぁ・・・
日本画の歴史に詳しい御前がいらしたら、是非ともご教授くだせぇ。

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