梅雨に入ったかのような雨降りの日が続いてます。こういう時って湿度が高くてギターが鳴りません。。。
さて、映画の「ガメラ」ですが、後半の盛り上がりでやや強引というか脈略のない展開に安易さが感じられ、今ひとつ気になりましたが、まあ、怪獣映画やTVを観て育った(ゴジラやガメラ、ウルトラマンシリーズの全盛期)世代としてはなかなか楽しめる映画でした。
少年が見つけた卵から孵化した手のひらに乗るような小さなカメ(少年はこれを「トト」と名付けます)が巨大なガメラに成長して、悪者の怪獣を倒すというストーリー。少年の村は33年前に先代?のガメラが自らを犠牲にしてギャオスの手から村人を救うという回想シーンから始まり、これが今回の物語のトリガーになっています。
ガメラは昔から一貫して、何故か理由もなく人間の味方で、子供が好き。子供とガメラとのふれあいを軸にした展開は以前の作品にも見られたこのシリーズの常套といえるでしょう。
苦戦の末、最後に悪者怪獣を倒した後、力尽き倒れるガメラ(少年にとってはガメラではなくトトなのですが)。多くの子供たちの声に勇気付けられたちあがったガメラが何処かへ飛んで帰って行く・・・。
・・・ああ、なんてベタな展開なんだ。なのに喜んで観てしまった私は・・・(笑)

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