昨日の日曜日、大倉山のLECGC(クラシックギターコンサートを楽しむ会)のコンサートへ行って来ました。一部の関澤ひろみさんは、昭和音大の学生さんで高田元太郎門下。今回は師弟共演の演奏会となりました。
関澤さんは学生ギターコンクール1位の実力派で、確かなテクニックとけれんみのない音楽を聴かせてくれました。ただテクニックだけじゃなく、「自分はこう弾きたい」という気持ちが音楽に反映されていて好感が持てました。将来が楽しみです。
さて、二部の高田さんは、いつものように柔軟でのびのびとした音楽。最近の演奏は、まさに自分が感じて表現したい音そのものを自在に弾ききっているように感じます。愛用の今井ギターの音も以前より深みが増しているように感じました。確かなテクニックと理論の裏づけの上で、さらに一歩踏み込んだ自分の音楽を掴んだような感じで、そろそろ円熟の時期にさしかかっているのでしょうか(私と同年代ですが^^;;)。
プロの演奏を聴いておいて失礼ながら、最近、本番を控え練習に行き詰まり気味の私にも良い刺激とインスピレーションを与えてくれました。
プログラム
第1部(関澤ギターソロ)
●ファンシー(ダウランド)
●20の練習曲より6,10,14,16,17番(ソル)
●プレリュード、フーガ、アレグロBWV998(バッハ)
第2部(高田ギターソロ)
●キューバの子守歌(ブローウェル)
●前奏曲第3番(ヴィラ=ロボス)
●アルフォンシーナと海(ラミレス)
●禁じられた遊び(スペイン民謡)
●スペイン組曲より(サンス)
●ムード・フォー・ア・デイ(ハウ)
●DEE(ローズ)
●虹をつかもう(ブラックモア)
●キャラバン(エリントン)〜関澤との二重奏
アンコール
●星に願いを(江部編)〜関澤との二重奏
●クロスロード(クラブトン)〜高田ソロ


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