なんか、すごいタイトルですが・・・^^;;。
村上ファンドによる阪神電鉄株の買収、楽天のTBS株買収・・最近、プロ野球界が経済界のM&Aの波の中で揺らいでいます。
スポーツであり、娯楽であるプロ野球が、資本の論理のなかで果たしてどんな方向に向かうのか。ファンとしては大きな問題。
プロ野球には「野球協定」という独自の聖典があり、協定に基づき長い歴史を重ねてきました。「協定」自体が現代の社会実情に合わない・・という議論もありますが、とはいえ、そう簡単に株の上場や一つの資本による複数球団の所有というのは実現しなさそうですが。
会社は誰のもの・・という議論は度々取り上げられます。これを語りだすとキリはなさそうですが、少なくとも商法上は株式の過半数を占めた者がその会社の実質的な持ち主になり、経営権を握ります。
株を買い占めること、それは同時に単なる「投資」から、その会社の存続の責任を負うことに変わっていくのではないでしょうか。
企業には社会的責任があります。プロ野球球団ならば、娯楽としてファンに楽しみを与えること、そしてスポーツと言う文化の発展に寄与することと・・と私は思います。
誰が株主なのか、上場するのかしないのかが問題ではなく、その株主がどんな経営理念や理想を持ってその球団を発展させるのかが大切だと思います。
確かに昔は「企業の宣伝塔」というスタンスで球団経営がなされていた面はありますが、今の時代はそうも言っていられないのが現実でしょう。ロッテが今のように強くなったのも、千葉に本拠地を移し、地元のファンを大切にし、チーム作りにも真剣に取り組むようになったロッテ本社の意識の変革が要因という声もあります。
単なる投資対象としてのプロ野球参入なら、その未来は険しいような気がします。
う〜ん、久々に真面目な書き込みだなぁ。。。でもここのブログは「クラシックギター倶楽部」の別館だった(笑)。

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