2019/9/4

インタビュー  

記者・・・今度の東京、中目黒での展覧会に向けてですが、どんなコンセプトなのですか?

 僕・・・・昨年の闘病生活?の体験から、より作品と対話ができたり、心の中で語りあえるようなそんな在り様ができるといいなと考えるようになりました。

記者・・・具体的にはどういうことですか?

 僕・・・・いわゆる通常の作品の様に展覧会場に展示されているだけではなくて、各家庭に飾られて、部屋や玄関で作品と「行ってきまーす」「ただいまー」といったように挨拶を交わせる?ようなあり方です。僕は名付けて“私にとってのイコン”と呼んでます。

記者・・・では具象的な作品とか抽象的なあり方とは違うのですか?

 僕・・・・ハイ、具象的、抽象的などといった分け方はどうでもいい気持ちです。ただ、我々が作品を見るだけでなく、作品自体もこちらを常に見ているといった気分で、人の顔らしきものを今回強く意識しました。ただし、写実的なものでなく、ひとつの記号としての顔です。

記者・・・顔とは・・・?

 僕・・・・昨年来、人の顔について改めて考えることが多く(若い頃は人の顔の彫刻をたくさん作り、それだけで個展をやったこともありますが)やはり人の顔に結晶?される“人間”て大きなテーマだと思えるのです。しかし僕はポップで“ファニー”な顔にしたいのです。またイコンといっても祈るような、信仰の対象としているわけではありませんので・・・。

記者・・・実際にはどんな作品が展示されるのか、楽しみにしています。最後に今後はどのような方向をお考えですか?

 僕・・・そうですね。自分でもこれまでのことを考えても、その時その時の状況で、必然的に変化してきたと思えるので、現在人生の最終コーナーを越える辺りに来て、自分の持ってるもの(と自分ではこれまでの制作でそう思ってきたが・・・?)としての「癒し」や「造形遊び感覚」がさらに強まっていくことと思えます。そしてこれまでと同じように試行錯誤しながらやってくしかありませんね。

記者・・・誰か憧れとか目標の作家はいるのですか?

 僕・・・・これまでは日本では渡辺豊重さんとか谷川晃一さんなんかがとても好きでした。どっちかと言うと、僕はアカデミックな作家でない人に魅かれるみたいですね。現在、思うのは江戸時代の遊行僧で60歳を越えてから様々な仏像を彫って日本中をまわった“木喰”(93歳で没するまで数百体を彫ったとか)の作品に大変惹かれます。僕の大好きなヨーロッパのロマネスク美術と共通するものがあるような気がするのです。

記者・・・いろんなお話をありがとうございました。どうぞお身体に気をつけて頑張ってください。

 僕・・・・ありがとうございました。頑張ります。

<参考に最近の作品から一つ>

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・・・・・以上、僕の長々な “空想” のインタビューでした。ハハハ・・・・

 ・・・・ハハ、ハハ、ハハのハハは おばぁちゃん、当たり前ですよね。

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