昨日、大分より帰ってきました。素晴らしい会場で選手達の最高のパフォーマンスを魅了いたしました。もちろんわがミウラスポーツクラブの2人の選手も素晴らしい走りを見せてくれました。

400mに出場した竹内君は予選1組6レーンで出場、朝一番のレースで体つくりが気になりましたが、51秒06で2着で通過、準決勝進出を決めました。準決勝は翌日24日に行われ、スタートリストを見たら9レーン、正直厳しいと思いましたが朝の作戦及びウォーミングアップでレースの運び方を話し合いました。さて本番、一番外レーンのため目標なしで自分との戦いでしたが、300mまで作戦通りの完璧なレース展開ができましたが、直線ラスト80mで関東大会でも49秒台を出している選手などが前に出ると、少しずつ差を広げられてしまいました。しかし最後のフィニッシュまでしっかり走り、この組で4着、そしてタイムは50秒39の自己ベストを出すことができました。この組は1〜3位までが49秒台を出す一番レベルの高い組で、準決勝2着+2のうちの1はこの組の3着が決定的、あとは+2の1つに期待を待つのみとなりましたが、次の組の3位が50秒22で全体の8番目、竹内君は次の9番目で惜しくも決勝進出ならずでした。実力的には決勝に残れるメンバーだと確信しております。惜しくばもう少し一緒に練習する時間をもち、走り込みがあれば、竹内君の力をもっと引き出してあげられたのではないかと指導者としての反省もあります。それにしても全国9位は立派、胸を張って良い成績だと思います。あと少しの中学生活、49秒台は出る予感がいたします。

100mに出場した玉井君は8組6レーンでした。前日の200mで、東京の強豪選手達の予選落ちにショックを隠せず、緊張していた様子でした。前日の宿舎が隣同士だったので、夜に竹内さんが呼出してくれて、話しかけることができ、やっと安心したようで笑顔が出ました。関東大会の時は緊張のしすぎで、体が思うように動いておりませんでした。また、スタートからすぐに体が起き、加速が出来ないレースでした。その後全国大会までにスタートは調整し直すことができました。そしてレース当日、心配げな様子でしたが練習はまずまずの動きが出来ておりました。スタートの力強さと直ぐに起き上がらないことをポイントに繰り返しの練習です。いよいよレース本番、本人の緊張度だけが気になるところですが、スタートの反応、動きは組の中でもよい方でした。上体もすぐに起き上がらず加速もまずまず、しかしちょっぴり緊張のせいか動きが硬かったと思います。玉井の良い時は、後半もっと伸びてきます。その伸びが不足していたのはやはり緊張でやや体の動きが硬くなっていたのではないかと感じました。それでも11秒36で4着、11秒26までが準決勝に進めたことをみると、惜しい気がいたします。また東京から11人出た中での3番目の記録は胸を張って良い結果だと思います。東京ジュニアでもう一度玉井君の疾風で走りぬける姿を楽しみにいたしております。
最後に現地で私にサポートしてくれた竹内夫妻に大変お世話になり感謝申し上げます。

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