2004/12/11
ついに佐野元春が我が街にやってきた。

ライブは、デビューアルバムのタイトル曲「Back To The Street」からスタート。
元春は、白のスーツにハンドマイクというスタイル。
白髪まじりのその風貌がデビューからの長い年月を感る。
「ん・・・? 声が出てねえなあ。」
これがオレの第一印象。
続いて「So Young」「Happy Man」と曲が進んでいく。
懐かしいが、躍動感がまるで無し。
そして曲が進むに連れて更に不安が増して行く。
「99ブルース」「インディヴィジュアリスト」と進み第1部終了。
ありゃりゃ、1オクターブ下げてるよ。トホホ・・・。
古今東西を問わず、ロックアーティストはある意味アスリートであって
体力勝負だな、と思う時が多々見られる。
ライブが進むにつれ、80年代のハートランド全盛を知る者としては、
「こんなもんじゃないぞ」という気持ちと何とも言えない閉塞感を感じ、
元春もベテランの域に達したちゃったんだなぁなんて感じで
ちょっぴり悲しくて寂しい思いが交錯する。
そうこうしているうちに少しの休憩を挟んで、
最新アルバム「THE SUN」の曲で構成される第2部が始まった。
そして1曲目の「月夜を往け」から今までの印象が一変する。
The HOBO KING BANDのサウンドも実に緊張感に溢れ
グッと引き締まり何とも潔く瑞々しい。
不思議とPAの音質も良くなったんじゃないかと感じたぐらいだ。
オレも元春の発するコトバのひとつひとつに集中する。
やがてレノンフレーバー漂う「太陽」で第2部は幕を閉じた。
そして、怒涛のアンコールに突入。
懐かしのナンバーの連続。
さっきの第1部が何だったんだって位にドライブ感のある演奏。
これだ。この疾走感!空席も目立った会場がひとつになる瞬間を何度も感じた。
最後は、待ってましたの「SOMEDAY」
「ステキなことはステキだと無邪気に笑える心がスキさ」
そう、このフレーズを一緒に口ずさめただけで大満足。
マジで涙が出そうに・・・。
最初の頃の感想は撤回!
声が出なくたってなんだ!そんなの全然関係ないよ。
必死にうたう元春の姿にぐんぐん引き込まれ、
今までの全ての不安が吹き飛んだ。
最近、オトナになって感じられなくなってきた情熱や希望や勇気や元気や色々なものをたくさん思い出し受け取った素晴らしい夜でした。
セットリスト
第1部
1.Back To The Street
2.So Young
3.Happy Man
4.ヤァ!ソウルボーイ
5.僕は大人になった
6.また明日
7.風の手のひらの上
8.99 Blues
9.Individualist
第2部
10.月夜を往け
11.最後の1ピース
12.恵みの雨
13.希望
14.地図のない旅
15.観覧車の夜
16.君の魂 大事な魂
17.明日を生きよう
18.DIG
19.太陽
アンコール1
20.彼女はデリケート
21.アンジェリーナ
アンコール2
22.Christmas Time In Blue
23.悲しきRADIO
24.SOMEDAY

ライブ終了後に貼り出されていたセットリストです。
よく見えねぇ〜。

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2004/10/6
本日、奥田民生のNEWアルバム「LION」を買ったぞ。
まず、ギターの音が絶品クランチで良い。(特にバッキングね。)
そして、何よりCCCDじゃなくて良かった。
http://www.sme.co.jp/sme/pressrelease/20040930.html
ほらね。
あやうくDVD盤買うところだったよ。
これで、やっと安心して音楽が楽しめるね。
OT Good Job!

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2004/7/24
ビートルズ、ストーンズらと共に並び称されるロックバンド「The WHO」が来日し、横浜国際競技場で行われたROCK OSESSEY2004に出演した。
オレの高校時代のギターアイドルのひとりは、
間違いなく Pete Townshend!
The Kids Are Alrightのサントラが一番のお気入りで、毎日のように聞き狂っていた。
そして、高3の夏に新宿のブート屋でついにこの映像を手に入れた時の嬉しかったこと。
Peteのように、ジャンプしまくったぜ!
そして、Peteといえば、腕をぐるぐる回す風車奏法!
やってみるとこれが案外難しいのよ。右手親指の脇から血を出しながら真似したものだぜ。
そんな、思い入れたっぷりのThe WHOの初来日。
もちろん、この日のオレは、間違いなく横国にいると思いきや、
なぜか、カシマスタジアムにいた。
だって、アントラーズのナビスコカップの予選突破が、かかった大事な試合だったんだも〜ん・・・・・。
もちろん、勝ったよ!
恒例の勝利の後のオブラディ・オブラダでひとり腕をぐるぐる回すオレでした。


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2004/7/21
佐野元春がNEW ALUBUM 「THE SUN」のツアーでオレの住む街にやって来るのだ。
あの佐野元春が、だぜ?
オレの周りでも、そりゃーもう大騒ぎさ。(若干3名だが)
今でもオレは自分のバンドのレパートリーでアンジェリーナをカバーしているんだ。
それほどオレに影響を与え続けている男が、こんな田舎町に来るんだよ。
ホント信じられないよ。感謝、感激、雨、あられだよ。ライブが待ちどうしいよ!
てなわけで、発売日にNEW ALBUM 「THE SUN」を買った。
発売日にワクワクしながらCDを買うなんてエライ久しぶり。
それだけ期待したのだが、これが大正解。
ものすごく陳腐な言い方しか出来ないけど、スゲ−いいよ。
勇気や元気を貰える音、そして何より希望や自由に満ち溢れて前向きだもの。
しばらくこのCDは、オレのへヴィ・ローテーションになりそうだ。
それでは、 I WANNA BE WITH YOU TONIGHT!


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2004/7/12
本日7月12日は、ROLLING STONESの日なんだと。
なんじゃそれ?今まで聞いたこと無かったぞ。
由来を知っている方がいらっしゃっいましたら教えてくだされ。
ところで、昨年のLICKS TOURのあたりから街で、ストーンズTシャツよく見るんだけど、流行ってんの?
というわけで、我が家の愛すべきSTONES達。

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2004/6/23
奥田民生(以下OT)のライブに行ってきた。
前回のEツアーの武道館ファイナル以来だから約1年半ぶりか。
場所は、市原市市民会館。家からは、ちと遠かった。
ライブの方だが、相変わらずである。
バックの手堅いサポートとOTのうたとギター。
それだけ・・・・・。
いや、それだけあれば、過剰な演出や舞台装置などは、なんも要らんのじゃ。
今回のツアーは、新曲が多い。それがまた、どれもこれもE。
早くアルバムが聴きたいのだ。
しかし、今回ライブに行って改めて思ったのだが、OTはうたがうまいね。
「いまさら何」って感じだが、声に存在感があって、説得力があって、ホントに圧倒的にうまいんだよ。
強いて言えば「上手い」よりも「旨い」ってこと。
それと、OTを聴いていつも思うんだが、塩梅(あんばい)が絶妙なのよ。塩梅が程良いのよ。グーなのよ。
ビートルズやレッド・ツェッペリン、フーなんかのブリティッシュさと、二ール・ヤングちっくなアメリカンさが、E塩梅で同居しているのよ。
さらに、ストーンズやポリスやヴェンチャーズまで顔を出して、オレみたいなROCKおやじには、たまらん訳さ。
フツーそこまでやるとパクリだ!サルまねだ!となるのだが、OTの場合は、そうはならんのよ。
逆に微笑ましくもあったりするのよね。
それは、OTのルーツの捉え方にオリジネーター達へのリスペクトの念があるからだと思うよ。
決して、お手軽さや、いい加減な姿勢は、感じないもの。
そこで、E塩梅でブレンドされて、それが、OTの個性とあいまって、誰にも出来ないオリジナルとなっちゃうんだよね。
いわゆるOTが持つ世間一般のダラダラしたヌルいイメージとは、正反対の凛とした強い意志のようなものを感じたライブでした。


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