一応,研究者の端くれです.(^^;
以前,当時のボスから”お前には専門がない”とのお褒め?を頂きました.
これはそのとおりで,何でもやりたがるので深くならないという意味もあります.
研究者たるもの深くなければいけません.
それでも,自分の軸足は工作機械の構造や振動,制御などにあるつもりでやってきました.
数年前,モーターショー(遊びに行ったわけではない)に行きました.
そのときのスズキのブースに展示されていた3次元カムに釘付けになりました.
シンプルなメカで可変バルタイ,可変リフトを可能とするシステムです.
しかし,私の目には,”このカムどうやって作るの?”と映りました.
そこからがタイトルに有るNACS-Turning(Non-axisymmetric Curved Surface Turning)の始まりです.いわゆる”回転軸を有する非軸対称曲面の旋削”という意味です.
”これからはこれだ!”と思いました.
基本となる加工方法が特許となりました.
そして,2014年JIMTOF(日本国際工作機械見本市)がビッグサイトで始まります.
いよいよ,その工作機械が高松機械工業蒲lのブースで展示されます.
タイトルに®を付けたのは商標登録されたからです.
お時間のある方はお寄り下さい.
そこには,パイプフレーム構造のデスクトップ工作機械も展示されています.
オリジナルNCで制御するフライス盤です.
スマホのケースくらいを削ることができます.
かっこいい機械になりました.

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