かえでやもみじが赤くなる季節は,日照時間も短くなり,物寂しい季節ですね.
何故,葉っぱが赤くなるのか.
不思議です.
木々が冬支度をするための何かの作用があるのでしょうね.
どうも,化学的作用というところと疎遠で,
まじめに理解しようとさえしていません.
しかし,世の中,化学物質だらけで,
新しい化合物が次から次へと出てきています.
古くは石綿.そして今盛んに研究されているナノ物質.
石綿(アスベスト)の害は近年ようやく認識されて法律で規制されています.
しかし,ナノ物質は全く野放し状態です.
人間の細胞より当然小さく,DNAの間に入るほどです.
カーボンナノチューブなんか絶対危ないと思うけど.
この結論は,やはり10年以上経ってから出ないと分らないのでしょうか.
今の時代だから,ようやく危険かどうか議論するようになってきたので,
5年後には少し分るかな.
ナノ物質より目に見える紅葉に引かれて,
その謎を解き明かす方がはるかに人間的ですね.
自分はナノ以下の単位,ピコで物体を移動させて停止させることに興味を持っていて,その点,人体には影響のないことをしているつもりですが,
見えないところを探っていっても,実感が湧かないのも事実です.
それゆえに恐ろしいことが起こっても気が付かない.
人間も限界というところを知らない生き物というか,
行くところまで行ってから思い知らされる生き物ですね.
神をも恐れぬ自然界への冒涜が始まっています.

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