アルバム『POP STAR』のレコ発ツアーが終わった。
全部で16本(どこからどこまでがレコ発にまとめて良いのかはわからんけど)。
それが多いのか少ないのかはわからないけど、自分たちとしては、こんなにガッツリ回ったのも、レコ発の初日、そして最終日ってのを設けるのも、初めての経験だった。
およそ2ヶ月という間に、
初のワンマンライブ、メンバーの脱退、機材の破損(ギター3本、スネア1個、車1台)、失態、醜態、悪態、
出会いと感謝、感動、
もう何年も月日が経ったのではないかと思うほどの、様々な経験をした。
5人ものサポートドラマーに協力してもらった。
色んな方々のイベントにお呼ばれした。
たくさんのライブハウス、バンドさん、そしてお客さんと触れ合えた。
たくさんの人たちが力になってくれた。
一言にまとめるならば、
楽しかった!!!!!!!!!!
もう、ドラ、無茶苦茶、ウルトラスーパーゴールデンワンダフルスペシャルデラックスに楽しかった。
もちろん疲れたり、悔しい思いをしたり、ひたすら頭を下げたりもした。
自信もついたし、反省したり、傷ついたり、落ち込んだりすることもあった。
だけど、どう思い返しても、楽しかった、としか思えないのだもの。
で、レコ発が終わったからどうなる、ってこともないのだけど。
相変わらずライブばっかりやっていくし、アルバムだってもっともっとたくさんの人たちに聴いてほしい。
意気込みだったり、活動や表現の内容が変わるわけでもない。
「楽しかった」「ありがとう」
どんだけ考えても、こんな言葉しか思いつかない。
陰鬱な表現になってしまうかもしれないけど、
こういう感情をブログだの何だので書いてしまうと、もしかしたら読んだ人たちの中には、嘘臭く感じてしまう人もいるのではないか、なんて怖くなったりもした。だったら書かない方が良いんじゃないか、とも思ったりした。
ブログ一つ書くだけで、こんな不安や憂鬱さを感じるくらいだったら、そもそもブログなんてものやめてしまおうか、とすら思った。
だけどやっぱりわたしは目立ちたがり屋で、寂しがり屋で、かまってちゃんで、
誰かに気にしてもらいたいし、ほめてもらいたいし、甘えたい。
そういうところを晒すのは格好悪いと思うのだけれど、無理して格好つけてるうちに、段々と素直になれなくなってしまった。
弱いところや格好悪いところを見せても、
「こいつおもしれーなー」って思ってもらえるようになろう!!と、色々必死にもがいてきたはずなのに、すぐにへこたれて、逃げ出そうとしてしまう。
おいおい、ツアーの話からどんどん離れていくな。
要するに、
レコ発ファイナルのステージが終わった瞬間に、
ものすごく楽しかった日々に対し、
ものすごく寂しくなって、
一気に放心状態になっていたのです。
何なんでしょうね。
これからのライブだって、どえらいのが山ほど待っているし、どえらい楽しみだし、もちろん心から楽しんじゃうんだろうし、
あ、わかった、
そうか、
これが、ひと段落ってやつか。
今わかりました。
約6年間JONNYというバンドをやってきて、
初めて、“ひと段落”ってのを味わったみたいです。
当然これは結論でも到達点でも何でもなくて、終わりでも始まりでもない、ただの通過点に過ぎないのですけれど。長期的な計画を完遂したってだけですけど。
数年かかって作り上げた作品を、数か月に渡りプロモーションしたってだけかもしれませんが。
何せ初体験だったもので。
次のライブは、すぐです。
8月3日、ハックフィンにて、おとぎ話、クリトリック・リスという、え・・・えぇー!???って面子にて。
この、え・・・えぇー!???という日に、新たな気持ちで、一皮剥けちゃってるかもよってな気分でライブに挑めるのです。
なんて幸せ者なんでしょう。
ぶーぶー言ってる場合じゃありません。
こんなわけわからん乙女が真ん中に立っちゃってるバンドですが、
今後とも、
変わらぬご愛顧、
よろしくお願いいたします。
ひとまず、皆さま、
本当に本当に、
ありがとうございました!!!!!
■5月23日@新栄club Rock'n'Roll
初ワンマン、野々垣脱退。全ての瞬間が心に突き刺さる一日でした。
■6月5日@名古屋大学学祭(Dr.フッキー)
お騒がせいたしました。ご迷惑おかけしました。申し訳ありませんでした。
■6月6日@栄HOLIDAY(SAKAE SP-RING)(Dr.石井一正)
自信に繋がる素敵な日でした。
■6月15日@新宿JAM(Dr.石井亜希)
暴徒と化したお客さん・共演者さんにやられました。
■6月16日@横浜B.B.STREET(Dr.石井亜希)
ライブハウスと夜景の組み合わせは衝撃でした。
■6月17日@下北沢屋根裏(Dr.石井亜希)
この日より、最強の登場SEを手に入れました。
■6月25日@高知x-pt(Dr.楠瀬)
Discaphoricsへの愛情を再確認した日。
■6月26日@岡山crazy mama 2nd. room(Dr.楠瀬)
大槻ケンヂの偉大さを知らしめられました。力さんアンプヘッド大破。
■6月27日@神戸BLUE PORT(Dr.楠瀬)
パンクとは何かを改めて考えました。
■6月28日@新栄club Rock'n'Roll(ZIP-FM企画)(Dr.石井一正)
ZIPには、本当に頭が上がりません。
■7月2日@徳島CROWBAR(Dr.フッキー)
HAMK・荒瀬君には、どれだけ感謝しても足りません。すごい人と出会ってしまいました。
■7月3日@香川RIZIN(Dr.フッキー)
Cheap Audioさんにも頭が上がりません。ONEPERSENTRESさんにも、ありがとう。
■7月8日@天王寺Fireloop(Dr.ギバ)
Fireloopは本当に素敵な場所。毎度青春の情熱を思い出させられます。
■7月10日@大須ell.SIZE(Dr.フッキー)
NEATBEATSさんの衝撃…。ロデキャブ兄さんとの再会も心踊らされました。
■7月17日@岐阜BRAVO(Dr.ギバ)
のむーんの道徳の授業は、敵とみなします。オーバーテイク・小松は良い奴と知る。
■7月21日@新宿JAM(Dr.石井亜希)
相変わらずお客さんが暴徒と化してました。JAM大好きすぐる。
■7月24日@新栄club Rock'n'Roll(Dr.石井亜希)
この日、この場所で、NOTREBOUND、SUPER USA!という組み合わせでファイナルを迎えられたことを、この上なく幸せに思います。
お客さん、共演者のみなさん、ライブハウスの方々、応援してくれている方々、気にかけてくれてる方々、この文章を読んでくれている、あなた、
本当にありがとう。

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