土曜日に愛車のフロントガラスをやっと修理に出し、
修理完了とともに、一人東名阪道にて大阪へ出発。
この通いなれた道を、1時間迷子になった後に小学校からの友人、澤村亜希子家へ到着。
彼女と婚約者との愛の巣は、ありえない程に整理整頓が行き通った大阪市内のマンション。そして生後6ヶ月のチワワ、小梅。
婚約、マンション購入、知らないうちに、確実にあきは大人になったなぁー・・・と少し寂しく思ったが、玄関は大学時代の彼女の一人暮らししていた家の匂いがした。
鳥貴族にてハツとトロロを貪りながら、近況を報告しあう。
あきに会いに来てよかったと思う。
最近では年に数回しか会えなくなってしまったが、相変わらず彼女はみおのことを良く理解してくれていた。
みおが夜遅くにお邪魔し朝早くに失礼したので、あまりゆっくりは出来なかったが、小梅と暖かい部屋でぬくぬくと気持ち良い睡眠がとれた。
お邪魔しました。
日曜日、またも迷いながら難波へ。
朝9時ごろから、今日は大阪の友達、そうちゃんとデート。
カフェで熱く語り合った後、そうちゃんの提案で、馬券を買いに行く。
初めての競馬。G1。ジャパンカップ。
想像よりもキレイな売り場で、もっさーと集まったおっさんを見てテンションが上がる。
一番人気のイギリス馬に100円を賭ける。
すると偶然そうちゃんのお店の常連さん、万太郎さんという60歳のおじさんが、「昨日当たりを出したから」と二人にお昼をおごってくれた。
万さんは、ものすごく純粋な大阪のおじちゃん。奥さんはベトナム人。
彼の趣味は競馬だけでなく、映画が大好きで、古いものから最新のものまで、かなり詳しく語ってくれた。
万さんの話は、すぐに色んな脇道にそれてしまったりするが、熱くて、キラキラしてて、いいおじちゃんだなぁと惚れ惚れした。
時間が来たので、さっき買った馬券のレースを、大モニターで観賞しに行く。
みおが参加したのは、東京10R。
わんさと集まったおじさんたちと一緒に、画面にくいついていた。
「みおは馬に恋心を抱くことができる」と言うと、そうちゃんが初めてみおを引いた目で見ていた。でもね、恋できるよ。格好良いじゃん。
初めてレースを見たのだけれど、ラストスパート、おっさんたちから歓声が上がりだすのと共に、みおも顔を真っ赤にして奇声をあげてしまった。
うわぁ!!!うわぁぁ!!!なんだ、この興奮!!
楽しい!!競馬って、すごい!!
たった1レースで、みお、競馬にハマる。
万さん、そうちゃん、この楽しさを教えてくれてありがとう!!
結果は、別のイギリス馬が持っていった。でもいいの。燃えたから。
その後、プラン9を見るために、梅田へ移動。
しかし、道が混んでいる。
嫌な予感がする。
なんとか駐車場に車を止めるも、その時点で既にチケット引き換えの締切時間は過ぎていた。
そうちゃんはミナミ専門。みおは方向音痴。そして二人は行き当たりばったりな性格。
でん。間に合わず。
劇場、入れず。
でも、いいの。久しぶりにうめだ花月に来れたし。
そうちゃんと遊んでる方が楽しいもん!!
・・・と、その時は思い、そうちゃんとカラオケだのプリクラを撮るだのしてはしゃいでいた。。
つづく

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