浸水被害は実はとても恐ろしい災害です。
車などに乗っている場合ですと、マフラーを超える高さに水があると車は止まります。
よく、街に水が冠水している状態でも車は走行している映像を見かけますが、とても危険な状態で走行しています。
この映像が『意外と大丈夫なんじゃないか』と思わせる可能性がありますので注意が必要です。
車の場合ですと、タイヤを超える位置にあると今度は浮いてきて自走は不可能となります。
私は社会人1年目に宮城県の方なら知っている(かなり昔、平成6年)9.22豪雨を経験しています。
この時住んでいた仙台市のお隣の名取市、岩沼市は名取川の氾濫により、多賀城市も砂押川の氾濫などにより街が水没しました。
今や車は地方都市ではなくてはならない足として使われていますが、今年の大雨、ゲリラ豪雨などにより、街が水没しているような時などの車の使用は危険であると指摘しておきます。
ちなみに…
水が引いた後、電柱や放置車両に水没車買い取りますと書いたチラシがその当時多く貼られていました。
生きている部品を再使用するそうです。
最近の豪雨災害には短時間でも多量の雨が降る傾向があります。
車などでの移動中にこういった冠水被害があるようでしたら、是非迂回してその現場に立ち入らないのが原則です。



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