シリーズ、家作りと防災についてもその3です。本日は備えなければならないもの
備えなければならないものとして、一番最初に思いつくのが食料品。
『防災用』としての保存食はほぼ、乾パンに代表されるような普段食べないようなものばかりでしかも美味しいとは言えないものばかりが多いです。
防災の現場に幾度となく行った経験からすると、こういった非常時こそ普段食べられるもののありがたみがわかります。
新潟県中越沖地震では夏場でも食事は温かいものが好まれました。
冷たいものも好まれましたが、デザートとして。
私がここでお勧めするのは、『防災用』として売られているものではなくアウトドア用として売られているものや、長期保存がきく普段食べているもの。
よくよく考えてみましょう。
普段食べないものを非常時だからと言って口にするかと言えば…答えは『食べるものがないから仕方なく』です。
しかもわざわざ普段食べないものを買ってきて、長期保存させて賞味期限が過ぎると捨ててしまう…そんなもったいない話はありません。
では…
ということで
常温で保存できるレトルト食品やインスタントラーメン、乾麺などはお勧めです。
私の職場でも食べるのが→
こちらのレトルト食品
値段も安いですし、意外とボリュームもあります。味も中々。
防災用の食料ですとこれで充分です。
そしてこれらのレトルト食品たちを温めるお湯を沸かすためのカセットコンロは必需品です。
東日本大震災の際にも、多くの店で便乗値上げをして売っていましたし。
ちなみにわが家は安売りしている時に買っておいたため、全く苦労しませんでした。
カセットコンロは更に暖房としても使用できます。(使用の際には火事に気を付けてください)
まとめです。
絶対に備えなければならないものは
@食料品(約3日分)
Aカセットコンロとガス(ガスは3本パックを3つくらいあるといいかもしれません)
B水(2ℓのペットボトルの箱買い)
でしょうか。
あくまで目安は3日分ですので、家族が多かったり少なかったりで必要と思われるものは増減します。
その他としてあったらいいなと思うものが懐中電灯などの明かりです。
庭用のライト(太陽光)などは東日本大震災でもよく使われたそうです。
他にはラジオ、電池(携帯電話充電用含む)などでしょうか。
あれこれ考えだしますと、いかに防災セットというものが、本当に必要なのか疑問に思うものも結構あるのに気付きます。
でも防災用品として考えるのではなく普段使いの延長として考えますといろいろなアイディアが浮かんできます。
え?浮かばない?
そんな時は、アウトドア用品を取り扱う店に行ってみてください。
いろんなものが防災用品として転用できるものばかりですから。


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