私の職場では『指導されること』を極端に嫌い、何でも無難に…というメンタリティの人が増えてきました。
平成世代も増えてきて、これは時代の流れ…と思っていたら、上は30歳、下は20歳と幅があります。
そんな連中を私が指導しているのですが、彼らの多くは今、変革期にある環境の中で変化を望まないので、自分の設定した殻に閉じこもって出てこないのです。
本当はこれではいけないと薄々気付いているのですが。
減点主義の生き方とは、『指導されないように』『言われないように』が前面に出て、しかも自分の行動に自分で手かせ足かせをはめている生き方。
人の目ばかりを気にしすぎると、何でも無難に…ということばかり。
そうなりますと、『定められた枠の中でしか結果を出せない』のです。
今や『定められた枠を逸脱した状況でも結果を出す』というのが求められているというのに…
採点のある競技(フィギュアスケートや体操など)は今や減点をやめて加点している時代。
そういった教え子達を日夜悩みながら指導している毎日です(笑)
人を育てる仕事って明確な答えがないので難しいですね。


0