さて、先日の投稿で雨どいから気付かされた事です。
よくよく地震保険の査定の方(1級建築士)に来てもらって確認してもらったところによると、雨どいが外れているその下には、
写真では一見してよくわからないのかも知れませんが、亀裂が入っています。
わが家は築4年ですけど度重なる地震と余震によりあちこちガタがきているのでしょうか?
と査定に来ていただいた方に聞くと構造的には問題がないそうです。
しかしながら家の中を見てもらうとクロスのよじれや切れなど数箇所発見しました。
さて、地震保険が支払われる要件として『地震等により被害を受け、主要構造部の損害の額が…』という一文がありますが、その主要構造部。
わが家は2×4です。
これが、同じ木造でも在来軸組み工法や、また鉄骨の住宅ですと主要構造部にクロスのよじれやはがれなどは入らないので地震保険の対象外となるようです。
わが家は2×4ですので壁は主要構造部に入るためクロスのよじれやはがれでも地震保険の対象となります。以下主要構造部を挙げておきます。
木造
在来軸組み工法〜軸組み(柱)、基礎、屋根、外壁
枠組み壁工法〜内壁、基礎、屋根、外壁
鉄筋コンクリート造
ラーメン構造〜柱(柱はり接合部を含む)・はり
壁式構造〜外部耐力壁・外部壁ばり
壁式プレキャスト構造〜外部耐力壁・外部壁ばりプレキャスト水平接合部・プレキャスト鉛直接合部
中高層壁式ラーメン構造〜長辺方向は柱(柱はり接合部を含む)・はり、短辺方向は外部耐力壁・外部壁ばり
鉄骨造〜開口部・外壁
わが家は昨年の東日本大震災の時も、査定に来てもらって全て補修してもらいました。今回も一部損と認められましたので補修しようと思います。
地震保険、ただ加入するだけでなく構造によってはほとんど保険を請求しても認められない場合もあるようで、保険の見直しを含め一度検討されるとよろしいのかと思います。
ちなみにわが家の場合、2×4のユニットの接合部付近には特に負荷がかかりやすいのか基礎もクロスもこの接合部付近ばかりなのは偶然ではない何かがあるのではと思っています。
皆様の応援と共に頑張っていきます!


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