昨日の日経新聞にこんな興味深い記事がありましたので紹介します。
【東日本大震災に比べ、家庭の防災対策は?】
記事によれば災害時の備えについては強化したが半数にのぼったそうですが、その一方で2極化が顕著に現れたそうで、地域別でいうと関西や中国、九州などの西日本を中心に緩んだ、そもそも備えていないそうです。
緩んだ理由として、備蓄品の賞味期限が過ぎた(35%)保管場所をとられた、震災以降大きな地震がない(23%)面倒になった(20%)だそうです。
喉元過ぎれば…の言葉通り、やはり日本人の特性が現れていますね。
さて…
そもそも、
災害の備えとして間違っている点が1つ
『災害の備え』って何か特別なものと思っていませんか?
そう思うからこそ、備蓄品の賞味期限が切れるまで放置しているんです。
備蓄品ってそもそも乾パンとか缶詰とかアルファ米が
『災害用の』備蓄品であると思っていませんか?
普段から食べないものを備蓄しても全く意味がないのはずっとこのブログで指摘している通り。
そんないつ食べるか、食べないで廃棄するから場所をとると感じたり面倒になるんです。
私がおススメする備蓄品は
普段から食べているもので賞味期限が長いものです。
この『普段から食べているもの』というのが重要です。
例えば…
カップ麺、月の消費量が20食だとします。これを安売りしている時にまとめ買いをして40色あると毎食食べたとしても何日かもちますよね。
これが、災害への備えです。
カセットコンロなどのガスも東日本大震災の時には並んで買っていた方が多くいました、わざわざ高い時に。
これも安売りしている時にまとめ買いをしておけばいざという時役立ちます。
水なども安売りしている時に、ケース単位でまとめ買いをして押入れの中に入れておきます。ちなみに水は地震が起きて停電になっても、若干水道から出たりしますので、家にいて大きな揺れがおさまったら、即風呂場の水を貯めるか、エコキュートのタンクの水を使います。
災害に備えて何か特別な事をする必要性は全くありません。
普段の生活の一部として備えるというのが重要で、私は声を大にして言いたいのがこの点です。
ちなみにわが家の備蓄品の数々はこの中のものが約半分です。
皆様の応援と共に頑張っていきます!


↑ ↑ ↑ ↑ ↑

0