2008年度家作り奮闘記コンテスト準グランプリ受賞
の
『こだわりの(ある職人が造る)家を建てよう』と言うおきらく旦那さんが管理しているブログにちょくちょくコメントを寄せていたのですが、その中で私なりに思う事があったので今日は『家作りに対する考え方』についてです。
皆さんは家を建てようと考えた時、何を重視して決めましたか?あるいは基準となるものを1つ持って展示場巡りをしていますか?
これはあるハウスメーカーのカラクリです。(ほぼ横並びと思って差し支えないと思います)
名前は出せませんがある方のアドバイスです(参考までに)
@ ハウスメーカーは年間何棟の実績とか何棟の建築件数とか売り上げを競っている
A よって出荷ベースで決算するために1棟1棟の契約を積み上げている
B だから自社土地は便宜的に提供しているだけに過ぎない
(
5%くらいの利益はあるかも)
C メーカーは家を売るだけでよい。ついでに利益率と利益額が確保出来ればなおよい
利益率25%、利益額500万
D 営業は大体Cを言われているので実直に守ろうとする。それで手当てを得るから。
営業の理想としては請負額を大きくし値引き額も少なくすれば利益率も上がる。
E メーカーとしては最終的に契約が出来れば建築を請け負う業者にも利益が出るし、社員にも給料が払える。だから1棟の契約は大事だ。
F
だから色々と条件をつけてくる人には譲歩する。条件をつけてこない人(特に知らない人)には会社の決まり事等理由をつけては都合の良い様に言いくるめる。
以上の事をアドバイスとして聞きました。
ここからは私の経験です。(
営業の方全てが当てはまるとは限りません)
家を建てるにあたり、多くの方が一生に一度の買い物。営業は年間契約10数棟のうちの1件です。
営業は多くの経験を元に『この人は手ごわそうだ』『この人は楽勝だ』と思うところでどこまで譲歩(値引き等)するか線引きをする。
色々条件をつけて(わが家の場合は施主支給)営業だけで対処できない場合、上司の出番です。(上司の決済が必要な場合だと思います)そこでの交渉次第で勝ち取れるか否か…
わが家の場合は上司(店長)が来ても話し合いは平行線だったため、直接本社のお客様相談室に問い合わせて交渉しました。
その甲斐あって更にその上司の取締役本部長と直接交渉することに成功しました。
そこでEです。取締役を引っ張り出す事に成功したと言う事は、1個人の営業の手当て云々よりもメーカー側としての利益と言う考えを出来る人が来ると言う事は、最終的には1棟の売り上げを取れるか、他のメーカーに取られるかにかかっています。
そこでの直接交渉が実を結び契約に至りました。
ちなみに値引き額は当初の請負契約の
10%を勝ち取りました。
その後色々オプションをつけて当初の請負契約と同額になりましたが、
納得のいく買い物とそうでない買い物の差には雲泥の差があります。
メーカー側としては値引き額が多いものの、オプションを多くつけ、更に当初の請負額と同額なんですからほっとしていた事でしょう。(疫病神がやっと去った?)
家を建てるということは、それだけこちらも勉強して交渉しないと値引きは勝ち取れません。
ハウスメーカーがこれだけ儲けて許せますか?
許せるかどうかは交渉次第ですね
これからも皆様の応援と共に頑張っていきます!!!



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