「「忖度」と我が国の公務員制度の致命的欠陥について。南木隆治」
「忖度」と我が国の公務員制度の致命的欠陥について。南木隆治
フェイスブックに林邦彦さんは書きました。
『勝手に忖度した人間よりも
忖度された人が悪く
勝手に名前を文書に書いた人間よりも
書かれた人が悪く
勝手に削除した人間よりも
削除された人が悪く
露骨な印象操作報道をするマスコミよりも
印象操作によって『悪』を関連付けられてしまった人が悪い…
そんなバカなと』
素晴らしい名言です。
それで私、南木隆治は次のようにそうなる理由を説明しました。
『林さんのおっしゃる通りですよ そしてそんなバカなことが ごく普通の やり方で通用すると 彼らは思っているわけですよ 今回は 政権を崩壊させることが目的なので 真実なんかどうでも良いわけです 公務員は皆 最初は 組合の意向を忖度します ほとんど全ての決定は組合の意向忖度で決まっている わけです もちろんそれは左翼の意向ということです それが 最終 上位300人ぐらいだけが 政府の意向を忖度しなければならなくなり辻褄が合わないわけですよ そのどれもに辻褄を合わせることができる人間 だけが 面従腹背しながら 事務次官 などを することができるという事になるわけです 上司の忖度の調整次第で それをまた部下が忖度せねばならないわけで それをうまくできた人間だけが 上に上がっていくのです 大変な仕事ですよ 真実などどこにもありません 日本の官僚制度 根こそぎ変えて アメリカ式にしないといけないと思います そもそも 政治家に 官僚に対する 人事権がないのが問題なのです 一番トップの300人を 右左に動かしても 全部同じ穴の狢です。課長まで 政治家が 自由に選べるようにしないと 本当の民主主義は成り立ちません 官僚は 昔は 天皇陛下の官僚でした 今は組合の官僚です。』
このことをもう少し詳しく説明しましょう。
公務員組織を動かしているのは「組合」です。公務員は出世したければ「組合」の意向を「忖度」しなければなりません。
これが国家でも地方でも、教育公務員でも、出世の条件です。ところが例えば国家の場合だと今度は一番トップ300人に入り、局長や、次官の椅子が見えて来ると、今度は内閣の意向を「忖度」するようになります。そうすると組合から見ると裏切り者と言う事になります。
これを、決して裏切った事にならないように両方に忖度しないと、部下を上まで引き上げてくる事ができません。
公務員は最初から最後まで「忖度」。
この「忖度」の「さじ加減」が能力であって、国民を裏切ったかどうかなど、ほとんどの職員は考える暇すらありません。
中にそういうことを本気で考える優秀な職員がいたら、直ちに左遷の憂き目にあうでしょう。
政治家の前で公務員は100人中100人が『面従腹背』しています。
これを見抜ける政治家に私はほとんど出あった事がありません。
私がまちがいなく「左翼の頭目」と分かっている人物を保守政治家の方々は
「彼は保守だろう。いくら南木さんでもそれは違うと思う。」
と言います。
私は絶句するしかないです。
「前川文部科学省次官」の時も、私はそういう経験をしましたし、
大阪府の教育委員会人事では毎度のことです。
そもそも、保守政治家の皆さんが自身の部下たちの本性が分かれば、恐ろしくて政治家を続ける事が出来ないでしょう。
我が国の公務員は『左翼』に、全員が完全に支配されており、例外はほとんどないと思います。
ですから保守政治家は自分の部下の公務員がどれほど
「先生の仰るとおり」
と言っていても、そいつは共産党や、日教組、自治労、部落解放同盟、等の意向を強烈に忖度しないと生きていけない人間なのだと分かっていなければなりません。そういう人物以外はそこまで出世して上がってこれないのが、我が国の公務員のシステムです。
上級試験をパスしても我が国では最初はヒラから始めるので、必ず「出世」には公務員労組の「踏み絵」をどこかで踏まされます。
この我が国の公務員制度の根本問題を解決するには「公務員労組」を撤廃するか、
それともアメリカのように政治家が「課長」以上の人事を全て自由に動かせるようにするか、
どちらかしかないと私はずっと思っています。
なぜ政治家として素人のトランプ大統領がすぐに国際政治をリードできるほどの仕事が出来るのでしょうか。それは彼が完全に人事権を持っているからです。
アメリカは大統領から、知事、市町村長に至るまで、民選の政治家が、彼の部下の人事権を掌握しています。
ところが、我が国は全く違っていて、政治家には部下の公務員への人事権はないのです。
ですからトランプ大統領の100倍優秀な人物でも、我が国では、素人が首長になれば、官僚にコントロールされる哀れな政治家人生が待っているだけです。
最近の「もりかけ」問題など、安倍さんも、麻生さんも、関係あるはずがありません。
公務員はそういうわけで、そもそも左翼であり、結果的に外国、特に共産主義国、全体主義国の工作を受けやすいです。
これは、仮にその公務員が、いつも「自民党」や、「大阪維新の会」に投票している左翼から見れば右派の人間であっても、例外はありません。
むしろ、例えば日教組の場合ですと、そういう人物が校長になったり、教育委員会の幹部になったりするほうを好むのです。
そういう人物でも、日教組と、部落解放同盟の方針には、絶対に重要な局面で逆らわないこと。
うまく折り合いをつけること。これが教育公務員として出世するための掟です。
例外はないのです。
文部科学省も同じです。
保守政治家に面従腹背していない公務員はいません。
彼らは政治家がやれといったことについて、文書の上では必ず言われた通りにします。
けれども、自分の部下には、政治家と取り決めた内容について、それを示した上で
「お前たち、分かってるだろうな(大阪弁では「お前ら、分かってるやろナー」)と言うのです。
部下たちは何を「分かっておけば良い」のでしょうか。
それは「文書としてはこれを通すが」「間違っても、この通りしたものは許さないぞ。命令どおりしたら左遷だぞ。」
という意味なのです。
これを「忖度」出来ないような部下はそもそも出世と縁の無い人物です。
公務員の現実はここから始まるのです。
この機会に、公務員の制度を根こそぎ改善してもらいたいです。
この我が国の公務員制度の根本問題を解決するには「公務員労組」を撤廃するか、
それともアメリカのように政治家が「課長」以上の人事を全て自由に動かせるようにするか、
どちらかしかないと私はずっと思っています。
官僚は 昔は 天皇陛下の官僚でした 今は組合の官僚です。南木隆治拝南木と、南木倶楽部全国を協賛・サポートしてくださっている皆様の名刺広告のページ。 ←クリックしてください。

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投稿者: 南木隆治
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